脳波検査は、大脳の表層に生ずる電位の変動を頭皮上に置いた約20個の電極から記録したものです。電極から体内に電気が流れることはなく、痛みを伴わない検査です。
記録中は、まぶしいフラッシュ光や少し大きな音による刺激、深呼吸や睡眠など様々な状態で変化する脳波を調べます。てんかん、脳腫瘍、頭部外傷、脳血管障害、睡眠の異常などの診断において重要な検査で、臓器移植を目的とした法的脳死判定基準の一つにもなっています。
検査時間が約1時間近く掛かりますが、安心して検査を受けていただけるように、常に状態を確認しながら行っています。
主な検査項目
- 脳波
- VECP
検査風景 ～脳波検査～
