糖尿病療養指導
Diabetes

糖尿病療養指導

糖尿病診療における多角的アプローチとして、臨床検査技師が参画しています。臨床検査部には日本糖尿病療養指導士(CDEJ:Certified Diabetes Educator of Japan)が在籍しており、専門的な立場から外来糖尿病教室をはじめとする運動療法教室・自己血糖測定(SMBG:self-measurement of blood glucose)指導・診察前検査相談などの療養指導活動に取り組んでいます。

外来糖尿病教室

外来患者を対象とし医師およびメディカルスタッフが、糖尿病の病態から治療に関する内容について分かり易く解説し、患者様自身に身体の状況を把握して頂き血糖管理を行っていくためのサポートとなるよう開催しています。臨床検査技師は、治療中における検査の関わりや、各検査の説明を行っています。

運動療法教室

理学療法士を中心としたメディカルスタッフが運動と糖尿病に関する講義や、室内で出来る運動・ラジオ体操・靴の選び方・正しい歩き方・ウォーキング実技などを行っています。

糖尿病教育プログラム

入院患者を対象とした教育プログラムを基に、生活習慣の改善・食事療法・運動療法・薬物療法などの糖尿病治療に関わる内容について、メディカルスタッフが教育指導に当たっています。臨床検査技師は、病態に関連する検査値の解釈や、検査値からの振り返り方について説明しています。

自己血糖測定(SMBG)指導

自己血糖測定(SMBG)の導入に介入し、測定器の操作手技や注意点の説明から、血糖管理に繋げるための活用方法の指導、および測定器の機器管理のサポートを行っています。

診察前検査相談

診察前の外来患者を対象に、検査結果と病態との関わりについて説明するほか、検査結果を基に生活の振り返りを行い、検査値の変動要因を見つけて、行動変容に繋げることを目的に行っています。

糖尿病週間行事

11月14日が世界糖尿病ディであることから、全国で糖尿病に関する知識と理解を深め、予防や治療のための啓蒙活動が行われています。当院でも神奈川県県央地区の医療施設と連携し、一般市民に向けた公開講座を開催しておりこの活動にも臨床検査技師が参画しています。

さがみ会(患者会)

糖尿病患者の皆様とそのご家族・医師・メディカルスタッフで構成されています。患者様同士の情報交換・食事療法に基づく料理教室・ウォークラリーなどがあり、活動のサポートを行っています。

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