超音波検査
Ultrasonography

検査項目名 臨床的意義(何がわかるの?)
腹部超音波 肝臓や腎臓、胆嚢・膵臓などの臓器に異常がないかを調べます。脂肪肝、胆嚢や腎臓の結石、腫瘍などさまざまな病気を発見するために役立ちます。但し、骨や消化管のガスは超音波(エコー)が伝わりにくく画像としてうつりにくいことがあります。
表在超音波 乳腺、甲状腺、唾液腺など身体の浅い部分を検査して腫瘍の発見に役立ちます。
婦人科・産科超音波 婦人科超音波は子宮や卵巣の大きさや形を評価し、子宮筋腫や卵巣腫瘍の検索をします。産科超音波では赤ちゃんの成長の程度を評価したり、赤ちゃんに異常がないかを検査します。
血管(腹部・下肢・表在)超音波 動脈系と静脈系の検査があります。腹部大動脈瘤の大きさを観察したり、頚動脈や下肢動脈のエコーでは全身の動脈硬化の程度を表す指標となります。下肢静脈エコーは静脈血栓の検索をします。
心臓超音波 心臓、心臓の弁、大血管、周辺部位の画像や血流速度から病変の有無を評価します。心臓の動きが観察でき、リアルタイムの心機能評価が可能です。

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