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北里大学内分泌代謝内科学教室への入局をご希望される方へ

当施設の卒後教育の特色は、多彩な疾患にわたる豊富な症例の経験を通じて内分泌代謝疾患に関する知識を肌で感じながら習得できることです。また、ケースカンファレンスで扱う貴重な症例に対して、活発な議論により専門的な知識を深めることができるばかりでなく、国内外の内分泌代謝疾患各領域のエキスパートによる講演会・勉強会を頻回に開催しており、内分泌各分野における最先端の知識を容易に得ることができます。さらに、内分泌代謝疾患に関する専門的な知識の習得のみならず、問題解決型思考の習得や、患者の病態を網羅的にマネジメントするために必要な内科医としての幅広い知識の習得も目標としています。

教育認定施設一覧

当院は日本糖尿病学会および日本内分泌学会の専門医教育認定施設です。また、他の教育認定施設一覧は以下の通りです。

北里大学病院
認定施設一覧

取得可能資格一覧

当科での研修後、本人の努力は必要ですが、以下の資格等を取得可能です。

  • 日本内科学会総合内科専門医、指導医
  • 日本糖尿病学会専門医、指導医
  • 日本内分泌学学会内分泌代謝科(内科)専門医、指導医
  • 日本病態栄養学会専門医
  • 日本高血圧学会専門医
  • 日本甲状腺学会専門医

卒後研修システム

北里大学内分泌代謝内科では以下のシステムで卒後研修を行っています。

主治医-受持医制
患者様毎に主治医と受持医がつき、それぞれの症例や病態に対して細やかな診療や指導を行います。
チーフレジデント制
後期研修期間の間にチーフレジデント期間があります(主に後期研修4年目)。チーフレジデントは個々の患者様は担当せず、内分泌代謝内科の病棟の患者様全体の管理と他科併診を行います。この事により受持医では出来ない豊富な症例に対する経験や他科疾患に並存する病態の管理を経験出来ます。チーフレジデント終了時には殆どの後期研修医が糖尿病専門医・内分泌専門医に必要な技能と経験を身につけられます。

具体的なローテーション

初期研修1~2年目
各自それぞれの初期研修スケジュールに沿って研修を積んでいただきます。
後期研修1年目
北里大学病院、ないし関連病院で各科をローテーションして様々な病態の症例を受け持ち、内科医として幅広く深い知識を身に着けます。
後期研修2~3年目
北里大学病院で受持医として症例を経験します。また、他科より依頼があった当科に関連する疾患の併診を行います。
後期研修4年目
北里大学病院でチーフレジデントとして豊富な知識を身に着けます。
後期研修5年目以上
主治医として初期後期研修医と共に診療を行います。希望があれば大学院への進学も可能です。

先輩の声

徳植悠介(帝京大学2020年卒業)

自分は初期研修を地域の市中病院で行い、後期研修から北里大学病院で働いています。初期研修病院の内分泌代謝内科が潰れてしまい、専門医としての知識がなく不安な中で始まった後期研修でしたが、これまで縁もゆかりもなかった自分に、先生方が基礎から丁寧に教えてくださる環境で日々研鑽をつめていることにとても感謝しています。
北里大学内分泌代謝内科の特徴として、内分泌疾患、糖尿病だけではなく電解質異常も診療を行なっています。大学次第では腎臓内科が担っていることもありますが、当院当科であれば内科医として避けては通れない電解質異常にも強くなることができ、医師として厚みが出ることも魅力だと感じています。
また当院の特徴として、各診療科で院内紹介専門の医師を配置しているため、診療科間の連携がスムーズでいつでも相談することができます。各部門(医療安全や感染対策、薬剤部やME部等も含めて)と24時間連携しているため、安全な医療を提供することができます。専攻医1年目は医師としての責任を最も重く感じる年かと思います。当院当科であれば、当直の時も常に医師6年目の先生がバックアップに入ってくださり、自分一人の知識で不安になりながら対応することはありません。これらの体制が保てるのは、北里大学全体の、そして内分泌代謝内科の雰囲気の良さがあるからかと思います。進路に迷われている外部の先生方もぜひ見学に来てください!!

佐藤まり重(北里大学・卒)

私は北里大学出身で研修の2年間も北里大学病院で行い、その後内分泌代謝内科に入局しました。入局後は内分泌代謝内科の専門的なことを勉強する前に内科全般を学ぶため、入局1年目は市中病院に出向する人がほとんどです。私は川崎市立川崎病院の総合診療内科に1年間出向しました。内科の様々な疾患の患者さんを主治医として受け持ち、救急外来もたくさん対応し、忙しく大変な日々ではありましたが、内科の色々なことを学ぶことができ、とても有意義な1年間を過ごしました。出向先はそのほか平塚共済病院や横浜労災病院、多摩南部病院に行く人もいます。希望で2年間内科出向する人もいます。入局2年目以降は大学病院に戻り、先輩医師の熱い指導のもと同期や後輩医師と切磋琢磨しながら、内分泌疾患、糖尿病疾患の医療に携わらせていただいています。出向先も大学に戻ってからの過ごし方もその人の生活に合わせて色々な道が選べます。一度見学に来て、色々な人の話を聞きに来てみてください!

主な出向先

これらの病院に医師を派遣し、診療協力を行っております。

  • 北里大学メディカルセンター(埼玉県、北本市)(https://www.kitasato-u.ac.jp/kmc-hp/
  • 海老名総合病院
  • 平塚共済病院(神奈川県、平塚市)
  • 横浜労災病院

教室訪問・お問い合わせ

当院内分泌代謝内科での研修をお考えの方には随時見学会や説明会を行っております。
ご興味をいただきました研修医の先生方、まずは下記までお問合せください。
もちろん、医学生の方も大歓迎です!どうぞお気軽にご連絡ください。

問い合わせ先

北里大学医学部内分泌代謝内科学
正木 嗣人

E-mail address
tmasaki@kitasato-u.ac.jp
(※@を小文字に変えてください)

問い合わせフォーム

北里大学医学部内分泌代謝内科学
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内容
氏名(ふりがな)、Eメールアドレス(携帯番号)、勤務先、卒業大学名、キャリア年数、卒業年数ないし学年、見学希望日(第1希望日~第3希望日)、備考

上記からワードファイルをダウンロードの上内容を記載し、上記問い合わせ先にメール添付してください。

アクセス

下記サイトをご参照ください。