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ママさん・パパさん薬剤師
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B先生
どんな業務を行っているか
私は現在、調剤室で働いています。調剤室では、入院中の患者さんや外来患者さんの薬を調剤しています。また、手術前の薬剤師面談も行い、様々な診療科の医師や他職種と連携しながら仕事をしています。
現在の育児との両立状況と職場の理解と環境について
5歳の長男、2歳の次男、1歳の長女がいます。
次男出生時に1か月、長女出生時に3か月育児休業を取得しました。
子供たちが別々の保育園に通っているため、働いている妻と協力し送迎しています。
ケガや病気で育児が必要な時は、院内の病児保育を利用したり、家族と職場と相談して看護休暇を取得しています。
休職中の取り組みや現在の自己研鑽
2回目の育児休業時には、資格の取得を目指し勉強したり、復職後に役立つスキルの取得に励みました。現在も資格試験に向けて自己研鑽に励んでいます。
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C先生
職場の環境と理解について
入職後、3人の子どもを出産し、その度に産休・育休を経て、時短勤務を活用して現在はフルタイムで勤務しています。出産・育児に関する制度は整備されており、子どもの風邪が長びく時には院内にある病児・病後児保育室を利用しています。妊娠・出産後も仕事を続けることへの理解が浸透しているため、安心して育休等を利用でき長く仕事を続けて経験を積むことができています。
仕事と育児をどのように両立していますか
復職直後は子どもの体調不良に左右され、時短勤務という限られた時間で成果を出さねばならず、また夫との役割分担の調整に手間取りました。経験を積んでいくうちに、それぞれの障壁をあらかじめ想定し、現実的にできる対策をできるだけ準備しておくことを心がけています。また、ここ数年でママさん薬剤師が急激に増えています。悩んだ時はお互いに意見を聞いて参考にしています。
仕事をする上で重要なことは
仕事と育児を両立してく上で、「自分はなぜ働くのか、どのようなキャリアや働き方を希望しているのか」を、今から1年後、3年後を想定して自分の軸をきちんと持っておくことが重要だと実感しています。両立は決して楽ではありませんが、充実した日々を過ごしています。
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D先生
職場の環境と理解について
妻が第一子を出産したタイミングで育児休業を3ヶ月取得しました。3ヶ月という期間は妻と相談して決めました。主任という立場上受け持つ業務が多かったのですが、引継ぎの時間を確保して頂いたり、新規の業務依頼を控えて頂いたりと、休業しやすい環境だと感じました。法改正の影響もあり、育児休業取得の意思の有無を確認して頂けたことも後押しになりました。
復職後の職場環境はどうですか
3ヶ月の間に運用など変わっていたことがありましたが、周囲の方々がサポートして下さり、特に困ることはありませんでした。
仕事と子育てをどのように両立していますか
3ヶ月の休業期間で育児手技や知識を習得できたため、復職後も不安なく育児に携わることができています。また、なるべく遅くまで残業をしないよう、計画的に業務を行うようにしています。
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E先生
復職前の不安と現在の職場環境
管理職という立場を頂いてから産休・育休に入ることになったため、妊娠がわかった時から管理職としての役割/責任が果たせるだろうかという不安がありました。また、復職が決まった際に以前と異なる部署配置を告げられましたので、さらに不安が増しましたが、次第に新たな部署で初心に戻って仕事ができるという気持ちの方が勝るようになりました。現在の職場環境は、出産後も仕事を継続することが自然と受け入られている雰囲気があり、働きやすくなったと感じています。
苦労したこと
薬剤に関する知識レベルの低下や業務そのものの内容を忘れてしまっているなど、その穴埋めが大変でした。
復職を考える女性薬剤師さんへのアドバイス
職場は仕事の時間、家は子供と過ごす時間とメリハリをつけると決めて復職しました。産休・育休前に比べると仕事量や自己研鑽をする時間の確保ができないなど、モヤモヤとすることが多いのは事実ですが、限られた時間の中でどのようなキャリア形成ができるのかを考えつつ、その時々の時間を大切にしながら過ごして頂きたいと思います。
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パパさん薬剤師 S先生
現在の育児との両立状況と職場の理解と環境について
長男の誕生時に出生時育児休業(産後パパ育休)を利用して4週間、次男の誕生時には出生時育児休業と育児休業を併せて7週間取得しました。保育園に通うようになってからは子どもが体調を崩すこともしばしばあり、急遽お休みをいただくこともありますが同僚たちのサポートもあり続けることができています。男性が育児休業を取得したり子どもの看護のためにお休みすることが一般的になってきたのかなと感じています。薬剤師数が多く、職員の急な休みにも対応しやすいのがこの職場の強みだと思います。
どんな業務を行っているか
長男のときには調剤室業務を、次男のときには病棟薬剤業務をおもに行っており、いずれも復帰後は同じ部署に戻りました。
仕事と子育てをどのように両立していますか
子どもが産まれてから仕事に対する考え方が変わったように思います。効率を重視して、なるべく残業をしないようにしています。帰宅してから家族で過ごす時間を大切にしています。
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ママさん薬剤師 S先生
どのような業務をおこなっているか
もうすぐ3歳になる男の子を育てながら、眼科と整形外科の病棟業務を担当しています。患者さんが持参した薬剤の確認や、入院後に処方された薬剤の確認・服薬指導などの業務に携わっています。
復職前の不安と現在の職場環境
保育園の入園待ちで休業期間が1年半以上あったため、スムーズに業務に復帰できるか不安を感じていました。復職後は復職者向けのオリエンテーションや研修を実施していただき、不安を解消してから業務にあたることが出来ました。また分からないことは周りの方に質問すると快く教えて下さったため復職後に困ることはありませんでした。
仕事と子育てをどのように両立しているか
仕事と子育てを両立するうえで大変なのが、時間のやりくりと子供の病気などで突発の休みが多くなることだと感じています。
時間のやりくりに関しては復職後1年間は8:30〜15:30までの時短勤務を取得していました。早い時間に帰宅できるため、余裕を持って子育てにあたることができました。いまは子供が少し大きくなったため自身の希望でフルタイムかつ残業・夜勤なしで働いています。
突発の休みに関しては年5日の看護休暇を活用したり、有休を利用して対応しています。上司は子育てに理解のある方やご自身もお子さんがいらっしゃる方が多く、急なお休みをいただく場合も相談しやすい環境です。配偶者が同じ職場におりますが、男性が子供に関する休みを取りやすいのも良い点だと思います。
