部門紹介
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その他
臨床研究推進センター
臨床研究推進センターは、機能毎に分かれた4つの部門と事務部門の計5部門で構成されており、研究開始前の研究相談・研究計画の立案から、研究の実施中、研究終了後のデータ解析に至るまで、臨床研究のプロセスの各段階をサポートしています。

医師、薬剤師、看護師、事務職員 (約40名)
現在、薬剤師は12名所属しており、各部門にてその知識や経験をいかして働いています。
臨床研究・治験の準備、管理の支援
- 研究者への教育など、包括的な支援を実施(セミナーの開催など)
- 臨床研究を計画・実施する際に生じる課題等への相談対応
- 臨床研究の立ち上げ時の支援(研究費の獲得相談、PMDA相談など)
- 個々の臨床研究の準備から実施、終了までを支援
(試験実施計画書の立案、データマネージメント、統計解析など)
臨床研究・治験の試験実施の支援
- 試験実施の支援
治験責任医師及び治験依頼者に係る業務の支援
臨床研究・治験に係る他部門との業務調整
モニタリング・監査への対応
被験者に係る業務(被験者来院スケジュール等の管理) - 治験薬(試験薬)管理業務
治験薬管理の準備全般、治験薬温度管理など - 治験事務局業務
治験審査委員会の運営、治験の契約、費用の請求・支払い、記録の保存

依頼者との打ち合わせの様子

治験薬受領の様子

治験薬保管庫の日常点検の様子

治験薬調製の様子
感染管理室
感染管理室には薬剤師が2名出向しています。感染管理室の業務は多岐に渡りますが、特に抗菌薬適正使用は薬剤師が中心となり取り組むべき重要な課題であり、広域抗菌薬や抗MRSA薬の適正使用支援、ASTラウンドや重症系ラウンドへの参画、抗菌薬治療に関するコンサルテーション応需など精力的に活動しています。またICTラウンドや部署ICTへの参加、手指衛生推進活動等を介して他職種と連携しながら院内感染制御に努めています。

新規医療・医薬品等評価室
当院では2019年7月に高難度新規医療技術及び未承認新規医薬品等を用いた医療の提供の適否を決定する部門として「新規医療・医薬品等評価室」が設置され、2024年8月現在、薬剤師1名が薬剤部との兼務で配置されています。薬剤師は主に未承認新規医薬品等を用いた医療の提供の適否を決定するための委員会運営(月1回開催)と使用後のモニタリングを中心に業務を行っています。
HRP室
HRP(Human Research Protections)室は、2019年4月に設立された臨床研究管理の専門部門です。臨床研究法や人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針など、臨床研究を取り巻く規制環境の変化に対応し、信頼性の高い臨床研究を推進するために必要な活動を主導的に行うために、病院長の直轄組織として設置されました。HRP室の活動を通じた病院長を中心とした研究管理体制(ガバナンス体制)の強化により、不適正な臨床研究活動を防止し、臨床研究を行う者、臨床研究を支援する者並びに研究に参加する対象者を保護します。
室長(医師)、室長補佐(医師、薬剤師)、室員(薬剤師、事務職員)
- 病院内で実施される臨床研究等の管理
●臨床研究指針(ポリシー)の策定と更新
●臨床研究の申請受付・実施許可手続き
●臨床研究ガバナンス委員会の運営事務局
- 研究者等の相談窓口
- 病院内の臨床研究に携わる人材を対象とした教育・研修
- 病院内で実施される臨床研究等の信頼性に係る調査・監査
臨床研究を支えるためのHRP室の以下の活動に薬剤師の力が活かされています。
- 臨床研究に適応される関連法令・規制に関する助言
- 研究対象者保護の観点から必要となる適切な対応策に関する提案・助言
- 研究対象者よりインフォームド・コンセントを受ける手続き等に関する課題の指摘、適切な対応策に関する提案・助言
- 臨床研究に関する情報発信
他