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2年次より実施する研究について (レジデント2年目)
今回はレジデント2年次に実施する研究と、先日開催された研究報告会について紹介いたします。
レジデント2年次に実施する研究について
レジデント2年次には、1年間を通して薬剤部職員との共同研究を行います。週に1度、業務時間内に研究の時間が半日設けられており、学会発表を目標に各自研究を進めていきます。研究テーマは、臨床に関わるもの、薬剤師業務の質向上のためのシステム構築、業務の一部機械化に伴う導入初期費用の概算算出の検討など多岐にわたります。
実際に研究を行ってみると、自身が触れたことのない分野の知識や、他職種からの視点を学ぶことができる貴重な機会であると感じます。この研究の経験は大学病院でレジデントとして研修を行う中での大きな魅力の一つであり、今後レジデント研修修了後に自主的に研究を継続するにあたり、研究を実施するまでの目的確立や倫理審査基準の検討、研究を進めていく中での情報収集能力や計画の設計に繋がると感じています。
第1回研究中間報告会について
レジデント1年目、2年目、研究指導者に加えて北里大学薬学部教員も参加する研究報告会が年4回開催されます。この報告会では、自身の研究概要や今後の研究スケジュール、進捗状況を発表することで研究遂行について助言を得ることができます。第1回目の研究中間報告会が6月に開催され、自身の研究内容・進め方について有識者の先生方より指摘して頂いたことで早期段階での軌道修正ができ、研究の目的や終着点を再検討する良い機会となりました。今回の研究報告会で新たに得られた知見を取り入れて、今後の研究に励んでいきます。

第1回研究中間報告会の様子
2024年6月 K.S