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レジデントの近況報告ならびに教育研修部門の紹介
レジデント教育を統括している薬剤部教育研修部門より、レジデントの近況報告、ならびに教育研修部門のご紹介をしたいと思います。
2022年度生が2年間のプログラムを修了
2022年4月に入職したレジデント7名全員が、2年間のレジデントプログラムを修了しました。研修最終月である2024年3月に開催された日本薬剤師レジデントフォーラム(千葉)では、レジデント7名全員が発表を行いました。研修病棟で薬物治療に介入した症例に関わる報告や、1年間の研究成果をまとめ発表する姿から、2年間で成長した姿を垣間見ることができました。2年間の研修、本当にお疲れさまでした。
レジデントプログラムを修了した7名のうち、6名が当院薬剤部の正職員として入職しました。入職後は薬剤部内の各課に配属され、業務に励んでいます。とはいえ、レジデントとして研修を行っていた時と、正職員として配属された時では、業務内容や忙しさにギャップがあります。そのため、私たち教育研修部門が各課への配属後も定期的に面談を行い、フォローアップを行っていきたいと思います。


日本薬剤師レジデントフォーラムでの発表の様子(2022年度生)
2023年度生(現2年目レジデント)について
4月より、6名のレジデントが半年間の長期病棟研修に入りました。1年目の病棟研修時よりも高度な薬学的介入を実施できるよう、抗がん薬の適正使用や、救急領域における抗菌薬選択・TDM、小児領域における薬物治療への介入・服薬指導等、多様な領域にて研修に励んでいます。また、薬剤部職員との共同研究も開始となりました。個々人で研究テーマは異なりますが、学会発表を見据えて研究を進めていきます。
2024年の新レジデントについて
2024年4月には7名のレジデントが新しく加わりました。1年目は、8月上旬まで病院薬剤師の基礎的な技術・知識を身に付ける中央薬剤業務研修を行い、8月中旬より病棟研修が開始となります。知識・技能を幅広く身に付け、大きく成長してくれることを期待します。

2024年度 新レジデント7名と中途採用者1名
薬剤部教育研修部門について
薬剤部教育研修部門は、レジデント教育の体制整備・スケジュール管理だけでなく、正職員の薬剤師も含めた卒後教育ラダーの構築等、薬剤師教育に関わる全般的なマネジメントを担当しています。2024年4月より当部門に新たに1名の職員が加わり、5名体制となりました。5名の職員はそれぞれ薬剤部業務、薬学部業務を兼務しながら教育研修部門としての業務を担当しております。
薬剤部教育研修部門が発足してから5年ほど経過しましたが、より良い教育体制の在り方を日々検討しております。2024年2月には薬剤部の教育体制に関わる他施設見学を行い、多くの知見を得ました。今後も当部門の5名が中心となって薬剤部内の各部署と連携し、薬剤部全体で良質な教育体制を構築していけるよう、日々取り組みを続けていきたいと思います。
今年度1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

福岡大学病院へ視察

教育研修部門メンバー5名(2024年4月撮影)
2024年5月 T.O