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調剤課
調剤室業務
処方箋調剤~医療安全に視点を置いた業務展開~
医師が発行した処方箋に基づき調剤を行っています。外来調剤は原則として院外処方箋が発行され保険調剤薬局で調剤が行われています。製剤室で調製した薬を必要とする場合など院外処方箋での対応が難しい場合は調剤課で外来調剤を行っております。
患者へ安全、安心な薬物治療を提供するためにはヒューマンエラーの防止が必要です。調剤課では下記を実施し、さらに支援システム機器を導入することでエラー防止だけでなく業務の効率化も同時に行っております。
ヒューマンエラー防止対策
- 棚配置の工夫(薬効別・五十音順配置など)
- 処方箋への棚番号表示
- 複数規格採用品の注意喚起表示
- 外観類似医薬品・名称類似医薬品に対する工夫
支援システム機器

全自動錠剤分包機

散薬調剤ロボット

散薬調剤システム

PDFを用いた調剤鑑査システム
業務実績
院内入院処方箋枚数 | 平均586枚/日 |
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院内外来処方箋枚数 | 平均120枚/日 |
院外処方箋発行率 | 平均92% |
(2023年度)
チーム医療への参画と患者教育・啓発活動
- 患者への適切な与薬に対する看護師との連携
当院では簡易懸濁法を導入しており、薬剤の物性(安定性データ、錠剤の粉砕可否など)を考慮した調剤およびデータ収集・整備を実施し看護師へ情報提供を行っております。 - 患者教育
糖尿病教室、腎臓病教室、HIV教室へ参加し患者へ指導を実施しています。 - 患者向け情報誌「けやき」への掲載
- 医薬品の安全使用に関する病院職員への研修会を年1回開催
薬薬連携
院外処方箋を応需されている保険調剤薬局との意見交換の場として、定期的に地域薬剤師連絡協議会を開催しています。
手術入院前確認業務
手術が決定した患者と外来時点で面談し、入院前にお薬に関する情報を聴取しています。具体的には使用している処方薬、薬剤アレルギーや副作用の既往歴、健康食品やサプリメント、市販薬の使用有無などをチェックしています。得られた情報は医師や看護師へフィードバックし、手術前に服用調節が必要な薬を使用している場合は入院前に医師より適切な指示を受けられるよう支援しております。現在は13診療科が対象となっており、診療科からの依頼により実施しております。
業務実績
業務件数 | 7,341件/年 |
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(2023年度)