あいさつ

ようこそ北里大学呼吸器外科のホームページへ。

呼吸器外科とは胸部にある肺、気管支、胸壁(きょうへき)ならびに胸腺(きょうせん)などの縦隔(じゅうかく)の手術治療を担う科です。そして、実際に治療を行う病気は、原発性肺癌(げんぱつせいはいがん:肺に起きたがんのこと)、転移性肺腫瘍(てんいせいはいしゅよう:他の臓器のがんが肺に転移してきたもの)、胸腺腫(きょうせんしゅ)などの腫瘍性(しゅようせい)疾患に加え、自然気胸、血胸、多汗症、重症筋無力症、外傷、膿胸(のうきょう)、胸膜腫瘍(きょうまくしゅよう)など多岐にわたります。

私たちは、北里大学病院における呼吸器センターの柱のひとつとして外科診療、教育、研究に力を注いでいます。北里大学はチーム医療のパイオニアであり、全学を挙げてこれを推進していますが、その中で呼吸器センターは中心的な存在であり、呼吸器内科、放射線科と呼吸器外科がコミュニケーションを密にとり診療にあたっています。とくにカンファレンスという全体の会議では個々の患者さんに対する、いわばオーダーメイド医療を実践すべく熱い討論を行って、治療方針を綿密に組み立てています。

当科の理念は、「患者さんを中心とした安全で高質な医療を、十分な説明の上で誠意をもって提供する」というものです。そのため、スタッフは日常の診療に専念するのみならず、研究、学会発表ならびに論文発表などの学術活動や、医学生や研修医教育など次世代の教育にも力を注いでいます。

このように、私たちは皆さんが安心して治療を受けられ、快適に療養できる環境を提供いたします。呼吸器の病気の多くは、早期発見と早期治療によって治すことができます。私たちと共に協力して、おそれることなく病気を克服いたしましょう。

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