教室紹介

当教室の沿革

北里大学医学部産婦人科 沿革

北里大学医学部産婦人科学教室は、医学部開設に伴い初代主任教授 故長内國臣、第2代主任教授 故新井正夫の2名が、慶應義塾大学医学部産婦人科学教室から1970年6月1日に最初に着任し、発足した。その後、草創期を支え発展期を築いた武田秀雄(元客員教授)、中居光生(名誉教授)、島田信宏(名誉教授)、前田 徹(看護学部名誉教授)、西島正博(第3代主任教授)、蔵本博行(医療衛生学部名誉教授)らが慶應大学から着任し、周産期学・婦人科腫瘍学・生殖医学・臨床遺伝学の各分野の臨床・研究・教育体制を構築した。
2004年に海野信也が第4代主任教授として着任した。この時期の産婦人科を支え、教育・研究・診療体制を確保するために尽力したのが、産科では天野完(診療教授・現客員教授)、婦人科では上坊敏子(教授・前客員教授)である。
その後、婦人科分野の体制強化を図ることが北里大学学医学部の産婦人科学の教育・研究・診療体制確保のため必要不可欠と考えられたことから、2011年度に「産婦人科学」を大単位とし「産科学」単位と「婦人科学」単位の2つの単位で構成されるように改変された。産科学主任教授は海野信也がそのまま務め、2011年10月に恩田貴志が婦人科主任教授として着任した。
2021年6月に加藤一喜が婦人科主任教授として着任、2022年7月に落合大吾が産科主任教授として着任し、現在に至る。

(海野信也 名誉教授が記した「北里大学医学部産婦人科 50周年記念誌」内の「北里大学医学部産婦人科 沿革」を一部改変)

北里大学医学部産婦人科の沿革