教育プログラム

レジデント1年目の研修内容について(レジデント1年目)

今回は、レジデント1年目の病棟研修について、紹介いたします。

病棟研修

レジデント1年目は、中央薬剤業務研修を一通り実施した後、8月頃より病棟研修を開始します。研修病棟は、一般病棟(2病棟)でそれぞれ10週間ずつ、周産母子系病棟(産科、MFICU、NICU、PICU)と救急系病棟(救急、EICU、GICU)でそれぞれ4週間ずつ研修を行います。この病棟研修では、入院患者面談や持参薬確認、服薬指導といった病棟業務を一人で実践する能力を身につけるだけでなく、それぞれの病棟を担当する薬剤師から指導を受け、一人ひとりの患者に対する問題点の抽出・評価・介入を積極的に行い、問題解決能力を培っていきます。日々新しいことを学び、充実した病棟研修を行っています。

薬剤部レジデント症例報告会

レジデント1年目は10週間の病棟研修修了時に、実践した患者介入についてスライドを作成し、薬剤部レジデント症例報告会で発表します。介入が必要であると判断したポイントや問題解決のプロセスについてレジデント同士で共有することで、新たな視点を学び、お互いを高め合う機会となっています。

私たちレジデント1年目は、12月に1回目の症例報告を行いました。今回は、レジデント交流施設である日本医科大学付属病院の薬剤師レジデントの先生方をお招きし、私たちの発表を見ていただきました。それぞれの発表から各症例に対する考え方を学んだだけでなく、日本医科大学付属病院や当院で活躍している薬剤師の先生方から質問やアドバイスをいただいたことで、より良いアプローチの仕方について考えることができました。
3月には2回目の症例報告会が予定されています。1回目の発表経験を活かし、より良い発表ができるように頑張ります。


日本医科大学付属病院の先生方と

患者情報を確認している様子

2024年2月 Y.K