北里大学病院・東病院 ME部

Kitasato University Hospital Department of Medical Engineering
Kitasato University East Hospital Department of Medical Engineering

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2015年度入職者より一言

東海大学卒 H.T
入職して半年が過ぎ、今までに5つの部門をローテーションしてきました。
初めの頃は、覚えることの多さに不安と焦りばかりがありました。そんな時、先輩からの「最初からできる人はいない」との言葉に肩の力が抜けたように思います。言葉の通り入職してから今まで、先輩方は分かるまで教えてくれ、質問にも丁寧に答えてくださっています。学ばなければならないことは沢山ありますが、現在は焦るのではなく、自分の中で順番を決め一つずつ勉強しています。2回目に回ってきた部門では、初回のローテーションとは違い、自分が主になって行う業務が増え、緊張と責任の重さを感じています。全ての部門の業務に精通し、一緒に仕事をしている先輩だけでなく、他の医療職種にも頼りにされるような臨床工学技士となりたいです。


北里大学卒 N.M
入職して半年が経ち、現在は集中治療部門をローテーションしています。MEでの集中治療業務は患者様の治療を行う際、人工呼吸器、生体情報など使用中点検や緊急時での心臓カテーテル検査、補助循環管理などを行っています。先輩方に機器管理の重要性、患者様一人ひとり補助循環の管理方法が異なることなど、管理の難しさを日々教えて頂いています。PCPSの定期点検を実施した際、実際に患者様に使用している時とは異なる視点で見ることができ、臨床側だけでなく、機械側からもアプローチできるのもMEの魅力だと分かりました。今は補助循環を行っている患者様の状態をよく理解し、1人で管理を行えることを目標に頑張っています。


東京電子専門学校卒 S.K
入職して7か月が経過し、ローテーションも1周し、今月から2回目の部門へと入りました。ローテーションでは臨床工学技士の業務ほぼ全てのことを経験できると同時に、覚えること考えなければならないこが多いです。また、時期やタイミングにより経験できる業務もあり、1回1回の業務を大切にしてきました。6月から始まった当直業務では、日勤とは異なり1人で現場に向かうことも多く、自分のできないこと、知識の足りないことが改めてわかりました。経験しなければわからない事がほとんどですが、その1回の経験を大切に、また来るべき機会に備えて自分の知識を増やしておくことが大切だと感じました。これから先まだ経験したことのない場面に多く遭遇するとは思いますが、自分なりに精一杯努力して一日でも早く慌てず考え対応できる技士に成長できるよう頑張りたいです。



桐蔭横浜大学卒 A.N
入職して7か月が経過し、今月は手術室関連業務をしています。手術室では毎日30件以上の手術を行っており、手術中にはME機器が多く使われています。これらの機器が安全に正しく使用されているかラウンド点検を行い、トラブル等を未然に防ぐことを第一に考えています。トラブル発生時には、正しく迅速に対処できることを目標としています。また、6月から当直も始まり、機器の貸出・点検や、病棟内で起きたトラブル対応、救急で運ばれてくる患者様の対応なども行っています。救急で運ばれてくる患者様は刻一刻を争うため、心臓カテーテルを行うのか、呼吸器が必要なのか、手術を行うのかなどの正しい情報を収集し、素早く次の行動に移すことを心掛けています。まだまだ知らないことが多いですが、ローテーションしていく中で様々なことを学び、多方面から考えることができる技士になりたいです。


新潟医療福祉大学卒 N.A
半年間を振り返り、入職前は自分にどんなことができるだろうという期待と、これから自分が医療に携わっていくというプレッシャーがありました。入職1ヶ月目から人工心肺業務に携わらせて頂き、記録の書き方、人工心肺においての考え方、など多肢にわたり先輩方に厳しくも丁寧に指導していただきました。経時的に変化する患者様のバイタルを把握してあらゆる可能性を考えながら対応し人工心肺装置を操作している先輩の姿を通し、自分もひとつひとつ知識や経験を自分の物にし、少しでも患者様の負担を軽減できるような臨床工学技士を目指していきたいです。