呼吸機能検査では、肺活量測定を中心に肺や気道の状態を調べています。肺活量測定は、手術中および術後の呼吸管理の指標の一つとして行われる手術前検査のひとつでもあります。
検査中は、ノーズクリップで鼻を塞ぎ、マウスピースを口にくわえて、最大限に息を吸ったり吐いたり、息を勢いよく吐いたりして、肺に出入りする空気の量や空気の通り道の変化を調べます。患者さん自身の頑張りで検査の結果が変わってきます。担当技師は精一杯応援しますので、諦めずに挑戦してください。
他にも喘息のスクリーニング検査や、睡眠時無呼吸症候群の検査なども行っています。
主な検査項目
- 呼吸器
(肺・気道) - 術前(VC、FVC)、換気(VC、FVC、FRC)、Dlco+換気、
精密気道可逆性、呼気NO
- 睡眠
- 簡易終夜睡眠、精密終夜睡眠
- その他
- 尿素呼気

検査風景 ~努力性肺活量(FVC)検査~