眼科
ophthalmology

主に、未熟児網膜症の診療を行っております。予定日より早めに生まれたり小さく生まれた場合には、眼球の奥にある網膜(カメラのフィルムに相当する光を感じる膜)に生えている血管が充分に伸びて発達しておらず、眼球の奥も未熟な状態で生まれてきてしまいます。網膜の血管が充分に伸びていない場合は、網膜に酸素が不足している状態なので、早くその血管を伸ばそうとして、眼の奥に抗血管内皮増殖因子という物質が出てきます。その物質がたくさん出てくると増殖膜という悪さをする膜が網膜に現われます。やがてその増殖膜が網膜の広い範囲に広がってそのまま放置すると、網膜が眼球からはがれて失明することがある網膜剥離という重い病気になってしまいます。この一連の眼の病気を未熟児網膜症と言います。 網膜剥離を防ぐためには、血管の生えてない網膜にレーザー光線を当てる網膜光凝固などの眼の治療が必要になります。全身状態を考慮して新生児科医師と相談の上、適切な時期に適切な眼科治療を行っています。 また、その他の小児眼科疾患についてのスクリーニング検査を行い、当院で治療が行えない症例の場合は適切な医療機関に紹介いたします。

スタッフ紹介

龍井苑子医師
北里大学医学部卒
2013年より小児眼科診療に携わる
2017年博士(医学)取得
2020年より診療講師として勤務
小児眼科疾患(未熟児網膜症・斜視・弱視)のほか、神経眼科領域を中心に診療と研究を行っている

鷲澤真之医師
西山剛生医師
2020年北里大学医学部卒
2022年北里大学病院眼科入局