緑内障班

現在、日本において緑内障は中途失明原因第1位の病気です。40歳以上の約5%の人が発症するといわれ、視神経が障害を受けて視野が徐々に欠けていきます。原因は依然はっきりしたものがなく、一度視野が欠けると元に戻りません。早期発見、早期治療が大事であり、治療は眼圧を下げる対症療法が主体となります。当院では患者様に合った治療法を考え、診療を行っております。

点眼薬加療は緑内障治療の基本となります。2011年から、2種類の成分を1つにまとめた点眼薬(配合剤)が日本で販売されました。また、新しいメカニズムの国産の点眼薬も使用できるようになりました。当院では、効果・合併症などのデータを収集、患者様一人一人に対して最良の点眼治療を考慮しています。

緑内障手術は薬物治療によっても十分な眼圧下降が得られない患者様が適応となります。当院ではトラベクトームという装置を用いて開放隅角緑内障に対し線維柱帯切開術を行っております。このトラベクトーム手術は手術時間が短く(約10分)、傷口も小さく(1.7mm)、手術後の合併症も少ないのが特徴です。より大きな眼圧下降を目指す線維柱帯切除術は、開放隅角緑内障や続発緑内障に対して、現在最も一般的な緑内障手術です。眼球内の房水を結膜の下に濾過させることにより、長期の眼圧コントロールが維持されます。当院では手術法を工夫し、手術後の感染症減少に努めております。近年では神奈川県内大学最多および、私立医科大学附属病院では日本最多の緑内障手術件数の実績があります。