総合手術センター業務
1.業務内容
○総合手術センター機器管理業務
総合手術センターで使用している機器は約100機種、400台あります。これらの機器の中には、毎日使用される機器から年に1度使用される機器まで様々ありますが、すべての機器が正確に、安全に作動し、患者様へ正確で安全な手術を提供できるように、機器管理業務を行っています。
○定期点検
すべての機器は年1回の定期点検を行っています。さらに麻酔器・手術支援ロボットは年2回行っています。


2.活動場所
○総合手術センターME機器室
総合手術センター内の一画に配置し、手術で使用される特殊な機器を最低限の移動で点検することができます。入口が2つになっているため、機器の返却と貸出が交差しないように1wayの動線になっています。その間に点検エリアがあります。


手術用機器管理業務
1.業務内容
○総合手術センター機器管理業務 1~2名
総合手術センターでは年間約12000件を超える手術を行っています。手術で使用される医療機器は年々増加し、より複雑で高度になっています。これらの医療機器は多種多様ですが、患者様へ正確で安全な手術を提供できるように、日々の保守点検、機器準備・操作介助、トラブル対応、定期点検などを行っています。
○ラウンド業務 1~2名
総合手術センターは27室あります。すべての部屋で医療機器が使用されているため、手術中に部屋ラウンドを行い、医療機器が安全に正しく使用されているか点検をしています。
○機器準備・操作介助 1~2名
手術で使用する機器の中には、使用前に回路等の組み立てが必要なものがあります。さらには実際に使用しているときに操作が必要なものがあり、MEが手術中に医師の指示のもと機器操作を行っています。




2.活動場所
○中央手術室エリア
全20室あります。一般手術室、クリーンルーム、内視鏡手術室、ハイブリッド手術室(IVR装置・CT装置)など高機能手術室となっています。
○外来手術室エリア
全7室あります。部屋は小さいですが、通常の手術室と同じ機能があります。




内視鏡・ロボット手術関連業務
1.業務内容
○内視鏡・ロボット手術関連業務
低侵襲である内視鏡手術が多くの施設で行われています。最近ではさらに3D内視鏡手術・ロボット支援下内視鏡手術が行われるようになってきました。
内視鏡手術は4~5か所の数cmの穴だけで安全に行うため、様々な機器が使用されます。
○ダヴィンチ手術
当院では2013年10月よりダヴィンチSiを使用したロボット手術が行われています。
保険適応されている前立腺をはじめ、膀胱・腎臓・胃の手術で使用されています。
機器の配置や起動、術中の機器の移動や周辺機器との連動確認などMEが看護師と協力して準備を行っています。

