集中治療業務
業務内容
集中治療業務は院内の各集中治療室内で病院の開院日には3~4名の技士が配置され各エリアで業務あたっています。
日常業務としては、人工呼吸器や補助循環装置、持続緩徐式血液浄化装置などの生命維持装置を中心としたラウンド点検を行っています。
また、救命救急センターでの心臓カテーテル検査や、生命維持管理装置を使用している患者さまの院内・院外搬送介助も行っているほか、週に一度ドクターカー内部に備え付けられている医療機器の点検や院内各所に設置されているAEDのラウンド点検なども実施しています。
定期点検としては、周産母子成育医療センターで特化して使用される小児・新生児用人工呼吸器や保育器、分娩監視装置などの定期点検も実施しています。
救命救急災害医療センター業務
救命救急災害医療センターは、3次救急で運ばれてきた患者さまの治療を行っています。
災害などでの多数の患者さんの発生にも対応できるよう屋上ヘリポートや、ドクターカーの機能があります。
○外来:本館1階
3次救急で運ばれてきた患者さま初療を行うエリアです。技士の作業室、機器庫、当直室があります。専用の血管造影室もあり、必要時には全身のカテーテル検査が行われています。






○EICU・病棟:本館4階
救急外来で初療が終了した患者さまのうち、入院が必要で重症な場合の病棟です。
機器庫・技士の作業室があります。



集中治療センター業務
当院の集中治療センターは、各科主治医と麻酔科医が協同して治療に当たるオープン型ICUです。
術後の患者さまや院内で急変された患者さまが入院します。
○GICU:本館4階
IABPやPCPS、VADと言った生命維持管理装置を装着された患者さまの入室に備え、広いエリアと十分な電源や配管といった設備を備えている病室もあります。


周産母子成育医療センター業務
周産母子成育医療センター:本館6階
周産母子成育医療センターは産科病棟、母体胎児集中治療室(MFICU)、分娩室、新生児集中治療室(NICU)、小児集中治療室(PICU)、小児病棟、北里学級によって構成されています。
周産母子成育医療センターのPICUとNICUの中間に周産母子ME室があります。


○NICU
NICUは小さく生まれた赤ちゃんや、病気をもった赤ちゃんの治療を行います。出生後、外の空間に慣れるまで保育器を使用する場合もあります。

○PICU
さまざまな病気や術後の集中治療が必要な小児の患者さまが入院します。


○産科病棟
産科には分娩室や一般の入院病床の他に母体胎児集中治療室(MFICU)があり、ハイリスクな母体・胎児の集中管理を行っています。
