「日本e-Learning大賞」は、一般社団法人eラーニングアワードフォーラム実行委員会とフジサンケイビジネスアイが、厚生労働省・経済産業省・文部科学省・総務省等の後援で開催しているもので、新しい学習の可能性・学力向上に役立つさまざまなコンテンツ・サービス、ならびにソリューションなどを表彰する賞です。
今回受賞した『コンピテンシー理論を基盤とした看護職のキャリア開発を支援するeポートフォリオ』は、文部科学省補助金を受け北里大学看護学部とともに開発した、看護師の継続的なキャリア発達をサポートする、看護師養成システムです。
スマートフォンからアクセス可能なeポートフォリオは、自分のキャリアに関わるデータ、看護技術チェックリスト、クリニカルラダーVer.2 等をインターネット上の情報システムに集約させることで、いつでもどこでも活用できるシステムです。そのため、師長をはじめとするメンターとの情報共有も容易になりました。また、基盤となるコンピテンシー理論は、基礎教育、新人看護師時代から生涯にわたり連続してキャリア開発を評価できるツールです。
北里大学病院看護部では、『コンピテンシー理論を基盤とした看護職のキャリア開発を支援するeポートフォリオ』を用いて、安心・安全な医療を提供できる看護職を育成してく所存です。
2015.11.19