平成22年度文部科学省「看護師の人材養成システムの確立」
教育プログラムWGの教育プログラム開発の一環として、シミュレーション機器「レールダル SimMan」を導入しました。この機器を使用し、看護職員の医学的判断の検証を行うために、看護職のシミュレーション研修に活用していく予定です。
4月28日(木)、レールダル社の講師を招いて、看護部長、教育プログラムWGメンバー(看護科長・看護学部教員4名、本院の教育専従者3名、東病院の教育専従者1名)、コラボレーションセンターメンバー2名が参加し、機器の仕組み・プログラミングなどの内容で研修が実施されました。
今後、これまでに実施した看護職員へのインタビュー・アンケート調査などの結果をもとに、経験年数が3〜5年の看護職員がコンフリクトを起こしやすいと考える状況のテストシミュレーションを作成し、患者の段階的重症度判断などの要因を明らかにする研究や、高度なフィジカルアセスメント研修を「レールダル SimMan」を使用して行っていきます。