血液浄化療法室は、2014年6月に現在の当院3階に移転し、病床数25床(うち、陰圧管理個室1床)で日曜日と元旦を除いて年中稼動しています。
原則として血球成分除去療法(L-CAP G-CAP)以外は入院患者さまの治療を行っています。他の医療機関の先生方が血液浄化療法を必要とする患者さまを当院に紹介される場合には腎臓内科、泌尿器科、内分泌代謝内科、小児科、救命救急部のいずれかにご依頼ください。血液浄化センターでは、院内各科の主治医からの要請を受け、その治療方針に従って血液浄化療法を実施いたします。
腎臓内科、泌尿器科、内分泌代謝内科、小児科、救命救急部以外に入院された場合には、これら5科のいずれかに併診し、診療の方針や技術的な問題へのアドバイスを行っています。
実施している血液浄化療法は、血液透析(HD)、血液濾過療透析(online HDF offline HDF)、血液濾過(HF)、血漿交換療法(PE、DFPP、cryofiltration)、血漿吸着療法(PA)、血球成分除去療法(cytapheresis)、腹水濾過濃縮(CART)などです。
栄養士、MSW(メディカルソーシャルワーカー)と共に患者さまの生活指導、 食事指導、服薬指導、社会保障制度の活用についての情報提供も行なっています。
CAPD(持続携行腹膜透析)専用室を設けて治療にあたっています。 CAPD療法とは、腹腔中に2リットルの腹膜透析液を貯留して、6時間毎に新しい腹膜透析液と交換し、 尿毒症物質を体外に除去する透析方法です。CAPDは患者さま自身が在宅で腹膜透析液の交換を行い、 月に2回程度の通院で管理をします。CAPDの方法は、腹膜の機能により影響を受けますので、 適切な治療法を選択いたします。CAPD療法は、入院患者さま、 外来患者さまのいずれにも対応しております。
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