ご挨拶

北里大学病院 リハビリテーション部 部長挨拶

リハビリテーション部は、患者さまの入院早期から他医療スタッフと密に連携を図って個別性のあるリハビリテーション計画を立案、安全かつ連続的にリハビリテーションを実施する勤務体制を作ると共に、療法士が高度のリハビリテーション医療技術を熟達することが可能な卒後教育体制により人材を育成しています。

2014年に開院した本館6階のリハビリテーション室は、南向きの大きな窓ガラスを介する採光と植栽が素晴らしく、入院患者さまはリハビリテーションに集中することができます。その他、療法士は積極的に各病棟へ出向いてリハビリテーションを実施しています。特に本館8階のStroke Care Unit、本館12階の整形外科病棟、東館4階の心臓血管センターと西館2階の精神神経科にはリハビリビリテーション室を完備し、療法士が常駐しているのが特徴です。また、2020年に新たに完成した西館3階のリハビリテーション室、本館2階の耳鼻咽喉科頭頸部外科外来内の言語訓練室では、術後早期に退院する運動器疾患患者さま、症状が安定後退院した循環器疾患患者さま、他医療機関では対応が困難な聴覚障害、発声障害や吃音症患者さまなど、特に療法士の専門的スキルを必要とする外来リハビリテーションを的確に実施しています。

 

福田倫也

北里大学病院 リハビリテーション部・部長
福田倫也