医療現場で遭遇する怒りや暴言、暴力への対応に関する研修を開催しました。リエゾン精神看護専門看護師(以下、リエゾンCNS)2名と北里大学東病院精神科病棟看護師2名(以下、東病院看護師)が企画・運営を行ったセミナーの様子を紹介します。
研修の概要
目的:暴力の防止を目指して、怒りのメカニズムと暴力の防止方法を学ぶ
プログラム:
講義:怒り・暴力に関する対応
包括的暴力防止プログラムの指導資格を持つ東病院看護師が、医療現場で遭遇する怒り・暴力発生の4つの要因やメカニズム、対処方法について講義を行いました。
演習:模擬事例を用いたロールプレイ
3グループに分かれて、グループ毎に演習を行いました。参加者は、怒りを表わす役、怒りに対応する役、観察者の役割に分かれて、ロールプレイを行い、それぞれの気持ちを体験しました。
グループワーク:参加者の体験を用いて
参加者一人ひとりが怒り・暴力に遭遇した体験をもとに、グループディスカッションを行いました。怒り・暴力発生の4つの要因や対応方法を検討するだけでなく、参加者が体験した感情や思いが語られました。
参加者の感想
2016.12.08