北里大学病院看護コラボレーションセンター 協働を基盤とした高度実践者・教育者育成 −看護職のエンパワーを育成するコラボレーションシステムの構築−
平成22年度文部科学省「看護師の人材養成システムの確立」
トピックス
平成26年度 相模原市新人看護師フィジカルアセスメント研修 実施報告
日程：平成26年9月11日（木）
昨年度から相模原市病院協会看護部長会の依頼による、新人看護師のためのフィジカルアセスメント研修を実施しました。本年度はフィジカルアセスメントに加え、模擬事例のグループワークとシミュレーションの演習を加え、1日コースで行いました。
また、参加者は16施設30名と12施設の教育担当をしている指導者10名の総勢40名でした。当院の集中ケア認定看護師3名が講師とシミュレーション演習のインストラクターを務めました。
午前中のフィジカルイグザミネーションでは、2人1組となり、講義で学んだ手技をマット上で実施する技術演習をおこないました。
午後は、2事例のシミュレーション演習と1事例のグループワークを行いました。午前中のフィジカルイグザミネーションを使いながら、患者になにが起こっているのかをグループメンバー全員で考え、演習を実施しました。ディブリーフィングではインストラクターが質問を繰り返し、得た患者の情報をどのようにアセスメントするのかを講義内容を思い出しながら、検討しました。
終了後のアンケートでは、今回の研修をきっかけに、自己学習を進めたいという声が多く研修生から聞かれました。また教育担当者からは、研修生の学習意欲を上げるための研修内容や、指導者のスキルを学ぶ機会になったなどの感想がありました。
