平成22年度文部科学省「看護師の人材養成システムの確立」
キャリアパス構築に向け、コンピテンシーの理解を深める
平成23年9月25日(日)9:30〜16:00
L2号館309(グループワークは301〜306号室)
両病院看護係長・主任看護師 北里大学病院130名 北里東病院38名
時間 | 内容 | 担当 |
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9:30〜10:00 | 看護コラボレーション活動状況について | 別府千恵看護部長 |
10:00〜12:00 | 講演:「健康医療サービスイノベーションの新視点:
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12:00〜13:00 | 昼食休憩 | |
13:00〜16:00 |
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本年度2月に開催した看護コラボレーションセンター「キックオフ講演会」の際、キャリアパス構築にあたり、コンピテンシー理論を用いること、係長・主任が中心となって求める看護師像を明らかにし、作成していくことが話された。これを受けて個人で「コンピテンシー」について学習を進めている参加者もみられ、関心は高かった。
アンケート結果では、コンピテンシーの概要は理解できたが、北里版コンピテンシーの研究に取り組むにあたっては、詳細をもっと知りたかったという意見が大半であった。松下先生の講義から、現在の社会情勢において必要とされる看護師像や、コンピテンシーの考え方を学び、自部署でのスタッフ育成と照らし合わせ、困難な状況がこのキャリアパス構築において変化していくのではないかという期待を持った参加者も多かった。また、スタッフのみならず、自分のコンピテンシーについて考え、この事業に参加していくことで自分の働き方が変わると感じている参加者もいた。
今回の研修では時間が短かったため、コンピテンシーの詳細や今後の活動に関連した内容の説明は十分に行えなかった。しかし、コンピテンシーを理解するためのイントロダクションとしては、今回の研修目的は達成できたと考える。これからのキャリアパス構築にあたっては、構築することがゴールではなく、現場が運用し、評価を重ねて行くことが重要である。そのためには時間の担保などの配慮を行い、係長・主任の理解を高め、スタッフと共に構築していくことが前提となってくる。今後さらに、コンピテンシーについての学習会やグループ討議などを開催し、北里大学病院の看護師にとって必要なコンピテンシーは何であるかを検討していく。
この研修の様子の詳細はトピックスに掲載しています。