2024年4月から始まる医師の働き方改革のため当科では、大学病院・特定機能病院として担うべき高度先進的医療を要する患者様への十分な診療体制維持が困難になることが予想されます。
この状況に対する対策として、科所属医師の勤務形態を変更せざるを得ない状況となり、第1・3・5土曜日に行っていた紹介患者様の初診診療を中止することに致しました。ただし大学病院での診療が必要な患者様の緊急受け入れについては継続していきます。皆様には多大なるご不便とご不安をおかけし大変申し訳ございませんが、上記事情についてご理解とご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
土曜日に来院された患者様が以下の場合には、平日(月・水・金)の当科への受診や、近隣のクリニック・病院の受診をご案内させていただきます。
【相耳会論文奨励賞講演】
古木省吾
『Comparison of real-ear insertion gains in Japanese-speaking individuals wearing hearing aids with DSLv5 and NAL-NL2(本邦における補聴器装用者の実耳挿入利得とDSLv5及びNAL-NL2との比較)』
清野由輩
『A kinematic analysis of swallow gestures and timing using video fluoroscopic study after supracricoid laryngectomy(喉頭亜全摘出術後の嚥下造影検査による嚥下機能の運動学的解析)』
松木 崇
『Hematological predictive markers for recurrent or metastatic squamous cell carcinomas of the head and neck treated with nivolumab: A multicenter study of 88 patients(Nivolumabを投与した再発転移頭頸部扁平上皮癌88例における血液学的予後マーカーの検討 -多施設共同研究-)』
【特別講演(専門医領域講習)】
『難聴の臨床的問題点と新しい治療戦略』 慶應義塾大学 名誉教授 小川 郁 先生
軟口蓋・上咽頭の合併切除を行った下咽頭癌再発の1例
腰塚 充恵、宮本 俊介、松木 崇、原田 雄基、山下 拓
【喉頭科学会】
当科で施行した高齢者に対する鹿野式声門閉鎖術の経験
清野 由輩
消化器内視鏡で検出された咽喉頭の粘膜以上に対する耳鼻咽喉科内視鏡観察の検討
細野 浩史
喉頭血管脂肪種の1例
浅古 有紀子
【嚥下医学会】
ワレンベルグ症候群による鼻咽腔閉鎖不全に対し咽頭弁手術を施行した一例
清野 由輩
上咽頭多形腺腫の1例
中村 吉成、宮本 俊輔、山下 拓
香料入り蒸気マスクによる鼻症状改善効果の検討
大木幹文 (北里大学メディカルセンター)
難聴が海馬の神経新生に及ぼす影響について
栗岡隆臣
血液透析患者に合併した急性感音難聴の検討 山本賢吾 当院における声門下異物12症例の検討
藤川直也
マウス気管瘢痕狭窄モデルの作成とERK 発現の検討
木村朱里
耳鼻咽喉科・頭頸部外科がほぼ単科で行う遊離皮弁再建術
松木 崇
両側 V-Y 前進粘膜弁により一期的再建した早期下口唇癌の 2 例
宮本 俊輔
Sistrunk 法を行った甲状舌管癌の 1 例
籾山 香保