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泌尿器科の代表的な疾患

尿道下裂

尿道下裂とは

本来、男性において尿道は陰茎の先端（亀頭）に開口しています。 尿道下裂とは発生の過程で何らかの異常がおこり本来の開口部とは異なる場所（陰茎腹側）に 尿道が開口する病気です。

治療の必要性

  • 尿道下裂の場合、排尿時にその外尿道口の位置の異常により排尿困難であったり、 排尿時に周りに飛び散ってしまうようなことが起こります。
  • 尿道下裂のため陰茎の外見は正常ではないことが多く他人の形状との相違により精神的に悩んでしまったり、 将来の性機能にも影響を及ぼしかねません。
  • 尿道下裂を放っておくと陰茎の成長と共に陰茎の弯曲が起こる可能性があり、 そうなると勃起不全や性行為が不可能になったりすることもあります。

以上のように治療（手術）の目的は（1）立位での排尿、（2）美容上の問題、（3）将来の性交を可能にすることで、 一般に2〜3歳頃に尿道形成術が行われます。