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勃起障害(ED)

Erectile dysfunction

勃起障害(ED)の頻度

現在、世界中の成人男性の5〜20%が中等度ないし完全EDであるとされ、わが国でも1130万人のED患者がいるといわれています。

原因

器質性ED 血管や神経、ホルモン分泌の障害により、勃起が得られない状態。
心因性ED ストレス、うつ等の精神的原因により、勃起が得られない状態。

診断

問診 器質性か心因性か問診で診断がつくこともあります。勃起の程度や持続時間、その他に糖尿病などの勃起に影響を与える既往歴や薬剤などを確認いたします。国際勃起障害スコアIIEF5など問診票を用いることがあります。
内分泌学的
検査
テストステロンなど血液中のホルモン値を測ります。テストステロンが低値の場合加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)を疑います。
身体的検査 外性器や恥毛の状態、神経反射など。
超音波ドップラー検査
勃起に関与する血管系の状態を観察します。

治療

薬物療法がまず行われます。ED治療薬(バイアグラ、レビトラ、シアリス)は保険適応外の薬剤ですので自費診療となります。
また、難治例には海綿体注射や陰圧式勃起補助具など選択肢として提示しております。