放射線部紹介

放射線部長:石山 博條

医療行為のほぼすべては、診断の正確さにかかっています。どんなに優れた治療法があっても、どんなに効果の高い薬が開発されても、対象となる病気が正確に診断できなければまったく意味がありません。現在の医療において、その要となるのが放射線部です。また国民の半数以上が罹患するがんは、現在も、おそらく数十年後の未来においても大学病院が担う大きな疾患の一つです。がんに対する基本的な治療法である放射線治療も放射線部が担っています。
現在の標準的な物理学(量子力学)の視点から見れば、正確な診断と適切ながん治療を行うために電磁波(放射線)や核磁気共鳴(MRI)を利用するのは至極当たり前のことであり、もっとも理にかなった方法であると言えます。それらを一括して管理する放射線部の質が、病院全体の質を決めると言っても過言ではありません。放射線科医師、診療放射線技師、医学物理士、看護師で協力し、また最新の科学技術の粋を集めた装置を適切に使用することによって、安全安心な医療をお届けします。

放射線部長:石山 博條
放射線部長:石山 博條

放射線部技師長:菊池敬

北里大学病院放射線部は、画像診断(核医学検査を含む)と放射線治療の2つの部門で構成されており、それぞれで安全かつ専門性の高い放射線診療を提供できるよう努めています。
特定機能病院である大学病院として相応しい放射線技術の習得と維持継続、研究活動の推進、ならびに先進的で高度な医療を実践するために日々の研鑽に努め、職場内の教育体制を整備し、積極的な人材育成に取り組んでいます。さらに、患者さんに安全で安心な放射線診療を提供するため、放射線診断科医師、放射線治療科医師、診療放射線技師、看護師によるチーム医療を推進するとともに、患者サービス向上を図っています。
また、診療用放射線の安全管理については、放射線診療による被ばく線量の評価や適正化を含む医療被ばくの線量管理を行い、診療用放射線の安全利用に積極的に取り組んでいます。

放射線部技師長:菊池敬
放射線部技師長:菊池敬