医療行為のほぼすべては、診断の正確さにかかっています。どんなに優れた治療法があっても、どんなに効果の高い薬が開発されても、対象となる病気が正確に診断できなければまったく意味がありません。現在の医療において、その要となるのが放射線部です。また国民の半数以上が罹患するがんは、現在も、おそらく数十年後の未来においても大学病院が担う大きな疾患の一つです。がんに対する基本的な治療法である放射線治療も放射線部が担っています。
現在の標準的な物理学(量子力学)の視点から見れば、正確な診断と適切ながん治療を行うために電磁波(放射線)や核磁気共鳴(MRI)を利用するのは至極当たり前のことであり、もっとも理にかなった方法であると言えます。それらを一括して管理する放射線部の質が、病院全体の質を決めると言っても過言ではありません。放射線科医師、診療放射線技師、医学物理士、看護師で協力し、また最新の科学技術の粋を集めた装置を適切に使用することによって、安全安心な医療をお届けします。

放射線部長:石山 博條