Q1乳房X線撮影は痛いと聞きますが、なぜですか?痛くないように撮影できないのですか?
A1
乳房X線撮影では、乳房を板で挟んで撮影するため、痛みを伴うことがあります。
乳房を挟んだときの痛みは個人差があり、「まったく痛くない」という方もいれば、 「前回は痛くなかったけど今回は痛い」という方もいます。
生理周期によっても変わりますので、乳房が柔らかくなっている生理後に受けていただくと、比較的痛みが少なくなります。
Q2
乳房を挟むのはなぜですか?
A2
主に以下の理由があります。
・乳房を板で挟み薄くすることで、乳腺を広げて病変を見やすくする。
・撮影中に乳房が動いてしまうことがないように押さえる。
・乳房の厚みが薄くなればなるほど、放射線被ばくが少なくなる。
Q3
片方の乳房だけが気になっているのに、両方の乳房を撮影するのはなぜですか?
A3
左右を見比べて診断するためです。
乳腺の分布は個人差があるため、片方の乳房撮影だけでは病変を見つけることが困難です。
左右を見比べることで、わずかな乳腺の異常を発見しやすくなります。