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核医学検査

SPECT-CT について

SPECT-CT装置は、ガンマカメラとマルチスライスCTが一体となった最新の装置です。すべての核医学検査を施行可能ですが、加えてCTを併用することにより、特にガリウムシンチ・骨シンチ・Tl腫瘍シンチ・肝胆道シンチ・消化管出血シンチ等核医学画像のみでは、集積部位の解剖学的位置がはっきりしない検査に威力を発揮します。 通常の核医学検査と比べて、この装置を使用することによるメリットがいくつかあります。
1. 一度の検査で核医学画像とCT画像(単純撮影)が得られること
核医学の機能画像を得ると同時に、単純マルチスライスCT画像も得ることが出来るため、1回の検査で両方の検査が終わるというメリットがあります。また診断側も、両方の画像を見ながら読影を行うので、核医学検査単独で行なうより情報量が非常に多くなる利点があります。
2. CTを使用した正確な減弱補正が可能であること
体の深部にあるRI異常集積は、放射線が検出器に届くまでに組織に吸収され、集積の程度が少なく評価されたり、あるいは集積がないと判断される可能性もあります。そのため減弱補正をかけ、深部の情報を持ち上げる必要があります。CT画像で減弱補正マップを作成し、それを直接核医学画像に重ねることにより、正確な減弱補正をかけることが可能となりました。
3. Fusion画像を作成することが出来ること
融合画像のことで、ここでは核医学画像とCT画像を重ね合わせて表示することをいいます。これにより核医学の機能・代謝画像とCTの解剖学的位置・形態情報を同時に表示することが出来ます。
核医学のみの画像では、検査の種類あるいは異常集積がある部位によっては生理的集積か異常集積かの判断が困難な場合があります。そのためSPECT-CT装置を使用し、同じ体位で撮影することによりSPECT撮像部位とCT撮影部位の幾何学的位置はまったく同一となり、両者の画像のずれがほとんどないFusion画像を得ることが出来ます。
これにより核医学検査の弱点である解剖学的位置情報がCT画像によって補われる事になり2つの検査のいいとこ取りの結果を得ることができます。
以上いくつかのメリットを挙げましたが、当然デメリットもあります。ひとつは、CTを追加するのでその分被ばく線量が増えます。また通常の核医学検査にCTを追加するために検査時間は2〜3分ほど長くなります。 SPECT-CT装置の使用に関しては放射線医の判断となりますが、通常、ガリウムシンチ・脳腫瘍Tlシンチ・肺腫瘍Tlシンチ・副甲状腺シンチ・肝胆道シンチ等でSPECT-CTを施行します。骨シンチは異常集積があり必要があればCTを追加する場合があります。
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