北里大学病院 放射線部
北里大学病院のホームページはこちらから
Home
放射線部紹介 検査・部門紹介 よくある質問・Q&A 医療の中の放射線基礎知識

検査・部門紹介

核医学検査

腫瘍・炎症の核医学検査

腫瘍の核医学検査には、ガリウムシンチとタリウムシンチがあります。
炎症の検査にはガリウムシンチと白血球シンチがあります。

ガリウムシンチ

■使用放射性医薬品
67Ga-citrate(クエン酸ガリウム)
■検査の原理
■検査方法
放射性医薬品を投与し、3日後に撮像を行います。
撮像は前面からと背面からの2方向からの全身像と、断層像が得られるSPECT-CTで撮像を行います。
検査時間はおよそ1時間です。
検査日の前日に下剤を飲んでいただきます。
[放射性医薬品]
67Ga-Citrateが腫瘍や炎症に取り込まれる機序に関しては未だはっきりとは解明されていません。67Ga-Citrate が血液中の血清タンパクであるトランスフェリンと結合し、トランスフェリンレセプタを介して細胞と結合すると言われています。トランスフェリンレセプタは腫瘍細胞内や炎症箇所に多く存在することから67Ga-Citrateが多く集積することで腫瘍や炎症の位置や活動性を検出することができます。また、治療効果判定にも有用です。
ます。放射性医薬品は便と一緒に排出されますが、腹部の診断の際、腸管に溜まっている便の影響を避けるためです。
■臨床的意義
腫瘍診断 悪性リンパ腫、悪性黒色腫、甲状腺未分化がん、肺がん、頭頚部腫瘍などに有用です。
炎症診断 全身の感染などの熱源検索、間質性肺炎、サルコイドーシス、肺炎などに有用です。
正常な骨シンチの全身像 腹部腫瘍のガリウムシンチ:MIP(SPECT)像 正常な骨シンチの全身像
腹部腫瘍のガリウムシンチ:MIP(SPECT)像の動画はこちら
動画を再生する

タリウムシンチ

■使用放射性医薬品
201TlCl(塩化タリウム)
■検査の原理
塩化タリウムは腫瘍細胞のNa-K.ATP活性により、腫瘍細胞取り込まれます。
■検査方法
放射性医薬品を静脈注射し、その後、早期像(15分後)と後期像(3時間後)の2回撮像を行います。
早期と後期のSPECT-CT像よりRetention indexや洗い出し率を算出することで、腫瘍の活動性や良悪性の鑑別を行います。
■臨床的意義
甲状腺がんや副甲状腺腫瘍、肺がん、咽頭がん、脳腫瘍などの診断に有用です。
核医学とCTの融合(フュージョン)画像
タリウムの腫瘍シンチ
CT
核医学とCTの融合画像

白血球ムシンチ

■使用放射性医薬品
111In-oxine(インジウムオキシン)
■検査の方法、意義等
炎症部位には白血球が集まります。
静脈血60mlを採血し、111In-oxineを加えて111In-白血球を作ります。
これを静脈注射し、48時間後にガンマカメラで撮像します。
炎症の活動性、術後の感染、骨髄炎の早期診断に用いられます。
核医学検査Top
核医学検査方法
PET-CT検査
SPECT-CT について
当院における核医学診療の状況
核医学検査をお受けになられる患者様へ
核医学に関するQ&A
骨の核医学検査
心臓の核医学検査
肺の核医学検査
脳血流の核医学検査
腎臓の核医学検査
消化器官の核医学検査
甲状腺の核医学検査
ページトップへ
Copyright (C) Kitasato University Hospital. All Rights Reserved.