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核医学検査

肺の核医学検査

肺は空気中の酸素を血中へ取り込み二酸化炭素を血中から空気中へ放出させる機能があります。これは肺の換気(空気の出入り)と血流の関係に左右されます。
肺核医学検査には、肺血流シンチ肺換気(機能)シンチがあります。

肺換気(機能)シンチ

■使用放射性医薬品
133Xe-gas
■検査の原理
使用する放射性医薬品はガス状です。水に難溶な不活性ガスで、無色の気体です。肺に取りこまれた後、血中に移行しますが体内で変化することはなく、ガスの吸入を止めると肺から呼気中に排泄されます。肺の換気能と洗い出し(wash out)の情報が得られます。
■検査方法
ガス状の放射性医薬品をマスクを使って吸い込みます。ガスを吸入すると同時に経時的情報を得るために後面より4分間の動態撮像を行います。
検査時間は約20分です。
 
■臨床的意義
換気の異常とそれらの障害の程度を左右別々に、さらに局所について知ることができ、肺塞栓症や肺繊維症等の診断に用いられます。
肺換気シンチ画像と時間放射能曲線
肺換気シンチ画像と
時間放射能曲線

肺血流シンチ

■使用放射性医薬品
99mTc-MAA
■検査の原理
99mTc-MAAを静脈注射すると、その粒子は肺の毛細血管よりも径やや大きいため、肺胞内に一時的に留まります。しかし、その留まる量は全肺胞の0.1%程度にすぎないので危険はありません。
放射性医薬品を静脈注射後にガンマカメラで撮像することで、肺の血流情報が得られます。
血流の異常とそれらの障害の程度を左右の肺を別々に、さらに局所について知ることができます。
血管に留まっているMAAは数時間で溶けて尿中、糞便中に排泄されます。
■検査方法
静態画像を前後左右の4方向から撮像します。また、深部の3次元的情報を得るためにSPECT(断層像)を撮像します。
検査時間は約30分です。
■臨床的意義
肺塞栓症、肺高血圧症など診断に用いられます。
正常の肺血流シンチ静態像
正常の肺血流シンチ静態像
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