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助教教育プログラムのご紹介


平成29年度より日本専門医認定機構による新たな専門医制度が始まり、平成30年度の専攻医(後期研修医)から新専門研修制度が適用されることが決まりました。機構が目指す「泌尿器科専門研修プログラム」は、大学を中心とした教育基幹病院が複数の連携施設(関連病院・関連診療所)と連携し、泌尿器科専門医が習得しておくべき手技と知識(地域医療や研究活動なども含む)を網羅的に教育できるカリキュラムです。


しかしながら、専攻医が独立した泌尿器科医となるためには6年間の専門研修プログラムのみでは不十分で、高い技術と知識に裏打ちされた泌尿器科専門医の育成には専門医取得後の助教(研究員)教育が重要であることは明らかです。したがって、教育基幹施設における教育プログラムは専攻医のためだけではなく、専門医を取得した泌尿器科医が研修・教育内容を継続して習得できる生涯教育的な内容を加味したカリキュラムにする必要があります。


北里大学泌尿器科では専攻医の専門研修プログラムとは別に助教(専門医取得後8年程度)のローテーションによる網羅的な教育カリキュラムを作成し、北里大学尿器科の卒後研修プログラムの一環としています。具体的には専門医取得後の若手助教にも1−2年毎の施設間ローテーションを義務化し、大学院への進学や留学(国内・国外)にも対応できるコースも作成、できるだけ個々の先生の将来設計にお答えできるよう配慮しています。


助教教育プログラム

北里大学医学部泌尿器科学
教授 岩村正嗣
医局長 津村秀康
卒前教育担当 松本和将
卒後教育担当 平野修平