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こんな症状(検査値)の時には


こんな症状の時には

PSAの高値


PSA(前立腺特異抗原)は前立腺の腺細胞から分泌されるタンパク質です。 PSAの値が高い場合は前立腺癌を第一に疑います。 しかしながら、前立腺肥大症や、前立腺炎などの状態においてもPSAが高くなる可能性があるため、それらを考慮のうえ前立腺生検を含めた精査をいたします。


血尿


炎症性の病気(腎炎、膀胱炎など)、尿路結石、尿路悪性腫瘍 (膀胱癌、尿管癌、腎盂癌、腎癌)などの可能性があります。 尿検査(細胞診)、超音波 、膀胱鏡などで精査を行います。


陰嚢の腫れ


陰嚢内には精巣や精巣上体、精巣血管、精管などがあります。 痛みを伴うものとしては、精巣捻転症や精巣上体炎など、痛みを伴わないものとしては精巣腫瘍、陰嚢水腫、精索静脈瘤(時に鈍痛などの症状を有する)などがあります。 尿検査や超音波、MRIなどで精査いたします。


頻尿、排尿困難


膀胱炎、前立腺炎、前立腺肥大症、尿道狭窄、過活動性膀胱などが考えられます。 尿検査、排尿日記、尿道造影、尿流量測定検査などで精査いたします。


尿が漏れる(尿失禁)


尿失禁は、咳、くしゃみなどの際に尿が漏れる腹圧性尿失禁、尿意を催すと我慢ができずに漏らしてしまう切迫性尿失禁などいくつかに分類され、 加齢や出産による骨盤底筋群の脆弱化や神経因性膀胱などが原因となります。 尿失禁のタイプは混合している場合もあり、失禁の原因を精査し、薬物療法や運動療法、手術などを行います。


磁気刺激装置による尿失禁治療について