私の片頭痛

子供が小さい頃は、電気釜にはいつでもごはんがあるように、冷蔵庫の中にはすぐに食べられるものをいつも入れておいたりと、いつ頭痛がおきても大丈夫な様にしていました。

M. W.

 小学2年の夏休み。ある日午睡の後突然起こったものすごい痛さは今でも忘れることは出来ません。この痛みが私の片頭痛の始まりでした。それ以後、時々学校を休んだりもしました。子育て中は特に辛く、子供は3人年子で生まれたので、とても大変な時期もありました。子供が小さい頃は、電気釜にはいつでもごはんがあるように、冷蔵庫の中にはすぐに食べられるものをいつも入れておいたりと、いつ頭痛が起きても大丈夫な様にしていました。自分は吐いて食べられなくても、家族には食事を作らなければならないのですから。

 いつもカフェルゴットを飲んでいます。今から6年程前のやはり夏でした。病院には特にそれまで行った事はなかったのですが、ものすごくひどい頭痛がおき、体中も痛い、眠れない、もうどうしようもなくなって行ったかかりつけの医院から北里大学病院を紹介されました。

 そして頭痛日記をつけて、頭痛の傾向もわかってきました。薬もナウゼリン等の吐き気止めと一緒に飲んでいます。家から車で10分くらい、すぐ近くに北里大学病院があったのに、もっと早く行っていれば…と思っています。

 今は家族にも手はかからず、11年ほど前から仕事を持っていますが、時々頭痛に煩わされながらも何とか続けています。 今頭痛で通院されていない方には是非受診をおすすめします。やはりそれぞれの頭痛に合った薬で痛みを取り、日々を過ごすのが良いと思います。

 私の頭痛歴もこの夏で49年目になります。私の場合両親、妹、子供3人、その他母方の祖母や大おば、そして多分孫の一人も片頭痛で、頭痛の家系です。今は薬も色々良いものが出てきたので、これからの人達には少しでも頭痛のない日々が多くなってほしい、そう願っています。

 


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