スペシャリストとして大切にしていること
がんの診断を受けると、“これからどうなるのだろう”と自分の存在や当たり前に感じてきた日常が、揺らぐ体験をしている人が多いと感じます。
私はそのような患者さんやご家族に接する中で、“人の持つ力が発揮できるように支援する”、“相手が大切にしたいことを一緒に大切にする”ことを大事にしています。
気持ちが揺らいでも、大切にしたいものに気付くことで持っている力を発揮し始めた方々、希望や目標を見つけることであらたな一歩を踏み出す方々に接してきたからです。
私自身が患者さんやご家族に寄り添うことはもちろん、患者さん、ご家族を中心としたチーム医療で細やかなケアを届けることも大切にしています。