北里大学病院、北里大学東病院、北里研究所病院、北里大学メディカルセンター病院に所属する専門看護師(以下、CNS)、認定看護師(以下、CN)総勢78名が集まり、CNS・CNグループ全体会を開催しました。
グループ全体会では、2018年度の活動を共有し、CNS・CNの協働促進、チームワークに必要な相互理解を深めることを目的に活動報告、グループワークを実施しました。
プログラム
Ⅰ.新認定者の紹介
2018年度新たに認定を受けた手術室看護CN(北里大学病院)、緩和ケアCN(北里大学病院)、乳がん看護CN(北里研究所病院)3名の紹介が行われました。
Ⅱ.CNS・CN個人活動報告
認知症看護CN
緩和ケアCN
老人看護CNS
急性・重症患者看護CNS
感染看護CN
Ⅲ.グループ(育成・地域連携推進・成果集約・広報)活動報告
4つの機能チーム担当から活動報告がありました。地域連携推進グループは、多領域のCNS・CNが参加する事例検討会を開催しました。多領域のCNS・CNが参加することで多角的視点で問題を捉えることができ、患者・家族の意思決定支援、退院支援を促進し、早期退院や在宅療養につながるのはないかと報告がありました。
Ⅳ.協働機能立ち上げについて
現場での医療やケアの問題・課題を解決していくために、様々な領域のCN・CNSが協働してプロジェクトを立ち上げ活動する進め方について、CNS・CNグループ代表より説明がありました。
Ⅴ.グループワーク
「患者・家族教育に関する現状や課題、今後に向けた活動」
医療の場は入院から外来・在宅に変わってきており、患者や家族のセルフケアがますます重要となっています。これに対し、CNS・CNがどのような関わりや仕組を作ることが必要なのかを考えるために、それぞれの専門領域での現状や課題についてディスカッションを行い、発表をしました。
Ⅵ.まとめ
多領域・多施設のスペシャリストが様々な視点から課題を話し合うことで刺激を受ける機会となり、スペシャリスト同士のネットワーク構築につながりました。今後は、新たな協働機能の発足やスペシャリストとしてのさらなる役割発揮を課題としています。
2019.10