CNS・CNグループとしてさらに発展していきます!

北里大学病院と北里大学東病院では、専門看護師(以下、CNS)が8領域28名、認定看護師(以下、CN)が18領域45名の総勢73名が活動しています。

これまでは、CNSとCNはそれぞれグループを編成して活動してきましたが、臨床の複雑な課題に対して専門領域を超えて創造的に協働することが必要となってきました。さらに、CNS・CNの人数が増えたことで全体的に活動内容が見えにくくなっており、有効に活用してもらうためにも組織化する必要性がでてきました。そこで、今年度、新たに「CNS・CN」として看護部組織に位置づけられました。これまでの取り組をさらに発展させていく基盤を作ろうと考えています。

図:CNS・CNグループの機能と目的

CNS・CNグループは、卓越した役割・機能を発揮することをめざし、ジェネラリストと協働して看護の質の向上を図ることを目的としています。

具体的には以下の5つの目的があります。

  • 活動の場や機会を積極的に創って臨床の課題に取り組み、看護の質の向上をめざす
  • CNS・CNがお互いの活動を共有し情報交換する
  • CNS・CNの育成に組織的に取り組む
  • リソースとして活用してもらうことを促進する
  • CNS・CNの活動内容や成果を、他者にわかるようにする

CNS・CNは病棟や外来・専門チームなどに所属し、それぞれの部署で活動していますが、今後は、日々の業務に加えてCNS・CNグループとして、協働していきます。

今年度は、「育成」「成果の集約」「地域連携」「広報」の4つのチームを組み(図:CNS・CNグループの機能と目的)活動します。くわえて、多領域のCNS・CNが協働して現場の問題に取り組むなど、創造性を持って、柔軟性に富んだ活動をしていく予定です。

先日、CNS・CNが集まって、これからのグループ活動に関する説明会を開催しました。個々の活動だけでなく、CNS・CNグループとしての成果も示せるように取り組んでいきたいと思っています。

CNS・CNグループ説明会の様子

  • CNS・CNグループ説明会の様子1
  • CNS・CNグループ説明会の様子2

2015.07.06

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