7月26日(木)、27日(金)、新人看護職員フォローアップ7月研修を北里大学病院と北里大学東病院合同で行いました。
目的:
「医療現場におけるヒヤリハットを理解し、リスク予防の行動がとれる」
「静脈血採血における知識・技術・態度を習得する」
「専門職業人として自分自身の精神衛生を保つ方法を学び職場への適応に活用する」
プログラム
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新人が起こしやすいヒヤリハットについて
医療安全管理者から、例年、新人看護職員は「6月頃の独り立ち」に伴い、インシデントを経験することが多い傾向にあること、その出来事が新人看護職員にとってもストレスになっていることなどの説明を受けました。これらの背景を踏まえ、
の講義を受けました。インシデントレポートを記載すること、共有することの大切さについて客観的に知る機会となりました。
静脈注射について
はじめに採血の方法・注意点など、基本的な知識についての説明を受け、その後演習に臨みました。シミュレーターで練習を行い、正しい手技で採血が実施出来ることを確認した後に、患者役と看護師役に分かれて、実際に採血を行いました。採血をされる立場を経験し、不安にさせないような声かけの重要性も認識できた実りの多い演習となりました。
研修評価タイムでは、アナライザー※を用いて、採血の講義から演習、一連の復習を行いました。
※アナライザー:各自のキーパッドのボタンを押すことで、リアルタイムに回答を集計するシステム。
自分の強みを知る
研修の締めくくりに、「自分の強みを知る」というテーマのグル―プワークを行いました。7~8名のグループに分かれ、4月の入職から現在までの自分について、用意された「タイトル」に沿って、自分の思いや考えを発表しました。グループのメンバー一人ひとりが、発表者に対して、「良い」「共感する」など感じたことをフィードバックしました。発表者は、同期からの共感や承認の言葉などたくさんのフィードバックを得て、自分を見つめ直し、「自分の強みを知る」研修となりました。
新人看護師のフィードバックは、とても素晴らしかったです。
新人看護職員の声
入職して4ヵ月、自然な表情で研修に臨んでいる印象を受けました。フォローアップ研修の回を重ねるたびに、表情が引き締まり、看護師として成長している様子がうかがえます。
2012.08.27