11ヵ月フォローアップ研修の目的は、「これまでの実践看護を振り返り、自分の成長を認め今後に向けて課題が整理できる」です。
研修の内容
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講義と演習
フィジカルアセスメントの講義と演習は、集中ケア認定看護師が講師となり、「頭頸部、外皮系、神経、胸部、腹部ほか」について学習しました。持参した聴診器、ペンライトを使い、患者役と看護師役に分かれてフィジカルアセスメントを行いました。すでに日常の臨床でも実践していますが、普段は経験することが少ない領域についても根拠やスキル、コツについて学びました。
グループワーク
「自分たちの成長と今後の課題」をテーマにしたグループワークです。新人看護職員が、入職時にキャリアファイルに書いた「目標シート」、6ヵ月のフォローアップ研修の際に記載した「看護観レポート」とあわせて、11ヵ月経った「今、そしてこれからの課題」を考えました。
教育担当者(各病棟)がファシリテーターとしてグループワークに加わり、「4月の自分」、「10月の自分」、「今の自分」について、その時を思い出しながらそれぞれの思いや考えを話し合いました。セクションの違う仲間の話しを聞き、共感する部分や新たな気付きを得ることで、自分を見つめ直す機会になりました。
講義
教育専従者より、一年間の振り返りとまとめの意味を込めて「自律した2年目になるために ~必要なことは?!」の講義が行われました。
4月には後輩を迎え、2年目になります。グループワークで見つけた課題を踏まえ、自律した2年目になるために必要なことを、各自が認識する機会となりました。
新人看護職員の声
入職時から1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月と実施してきた、新人看護職員全体で行う集合教育研修も今回の11ヵ月で最後になりました。今回は「患者の全身を診て触れて聴くことで、主観的情報と客観的情報からなる患者の身体状況に対するアセスメントを行う」、「1年間の自分の成長と今後の課題を言葉で表現する」をねらいとし、1年間のまとめの研修としました。
2012.04.06