北里大学病院ＭＥ部の前身医療機器センターの初代部長であります渡邊敏先生が瑞宝中綬章を受章されました。右の写真は、受章後ＭＥセンターにいらっしゃったときのお写真です。先生は、長年にわたり臨床工学技士の地位の向上と教育に取り組まれており、臨床工学技士が主催する日本臨床工学技士会や日本体外循環技術医学会の特別会員として今でもご指導いただいています。今回いらっしゃったときにも、医療ガスに関する問題について、医療の安全に対して少しの妥協も許さない強い精神を現場で働く当部スタッフに熱くご教授いただきました。開設当初からの先生の教えである「整備点検された安全な医療機器を臨床の場に提供し患者さまの医療に貢献する」「専門知識と高度な技術を磨き医師の指示の元医療機器の操作を行い臨床技術の提供に貢献する」「医師や看護師、メディカルスタッフなどに対して医療機器の研修会を積極的に開催し医療機器の安全使用に貢献する」「他山の石に学び北里大学病院の医療安全に貢献する」これらは今でも北里大学病院ＭＥ部のスタッフに脈々と受け継がれ、当部を臨床実習の場として提供している北里大学医療衛生学部・北里保健衛生専門学院の学生によって、日本全国広められています。