お母さんから、お子様まで。
安心・安全で良質な薬物治療を支援します。
薬剤部は、院内で扱うお薬すべてに関わる部門です。周産母子成育医療センターでは、産科病棟、母体胎児集中治療室(MFICU)、新生児集中治療室(NICU)/Growing Care Unit(GCU)、小児集中治療室(PICU)、小児病棟に専任の薬剤師を1名ずつ配置し、患者さんに処方されたお薬の調剤、病棟におけるお薬の在庫管理や患者さんへの服薬指導などを行っています。入院時には、患者さんが持参されたお薬の確認を行っています。
産科病棟、MFICUでは、基礎疾患を持つ妊婦さんへの服薬説明などを行っています。ご希望される患者さんに対し、妊娠期・授乳期の薬物療法についての情報提供なども行っています。
小児は成人よりもお薬による影響を受けやすい場合があるため、小児系病棟を担当する薬剤師は、各々の年齢や体格に適した量を医師・看護師へ情報提供しています。
入院中、新たにお薬が始まる際には、患児本人やご家族に対してお薬の必要性や使用方法、注意事項について説明しています。味が苦いなど飲みにくいお薬については、飲みやすくする工夫について相談に応じています。病棟で使用する注射薬を混ぜる業務は、主に看護師が行っていますが、一部の病棟においては、薬剤師も行っています。
2019年4月現在
薬剤部全体:95名(パートタイム含む)
周産母子成育医療センター担当:5名
お薬をのみながら妊娠を継続したり、授乳した場合、赤ちゃんにどんな影響があるのか分からないと、不安に感じることがあると思います。最近は、妊娠を継続したり、授乳しながら飲んでも赤ちゃんに問題がない、と分かってきたお薬が増えています。
お母さんの健康あっての育児です。必要なお薬は服用し、無理のない範囲で授乳をしてあげてください。お薬を飲みながら授乳することに関し薬剤師の説明をご希望される場合は、スタッフまでご相談下さい。