NICU
NICU

NICUのご案内

NICU(新生児集中治療室:Neonatal intensive care unit)は、急性期の患者様に入院していただくNICU病棟21床、退院間近の患者様に入院していただくGCU(Growing care unit)病棟10床からなります。神奈川県の認定する総合周産母子医療センターで、県北(県央北相地区)の唯一の基幹病院になります。県内トップクラスのNICU病床数があり、入院患者様をお引き受けしています。特に、出生体重1500g未満の極低出生体重児、人工呼吸器管理症例、先天性心疾患の入院件数は県内トップレベルになります(表参照)

また、地域の分娩施設・NICUを有する施設とのネットワークを構築しています。以前の妊婦の受け入れ困難が多発していたことの反省から、NICUを有する地域の病院(相模野病院、相模原協同病院、大和市立病院)と連携を密にとり、地域の皆さまが安心して出産・育児ができるように、重症患者は当院で受け、中等・軽症例は相模野病院、相模原協同病院、大和市立病院で対応するようにしています。このため、急性期を越えて、安定期に入った患者様には、転院をご提案させていたく場合があります。

当院は大学病院という性質からも、次代を担う周産期専門家の育成も行っています。学生教育のみならず、日本周産期・新生児医学会が認定する周産期認定施設、NICU認定看護師の育成機関にも認定され専門性の高い医療従事者の育成も行っています。

その他、NICUスタッフを中心に、退院後の家族も支える必要と考え、“NICU家族の会(通称:ぱんだの会)”を設立し、年1回の家族会、年1回の患者家族を対象とした勉強会を開催しています。

今後も、地域の方々が、安心して出産、育児ができるような病院を目指して運営していきたいと思っています。

釼持先生

NICU主任  釼持 学

  2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
入院
総数
255 294 288 282 252
極低出生
体重児
59 67 65 49 59
心疾患手術
件数
20 26 27 33 17
外科手術
件数
13 21 24 25 21
人工呼吸器
管理件数
121 151 156 97 66
新生児搬送
受け入れ件数
50 49 42 39 34
  • nicu03
  • nicu02
  • nicu01

“NICU家族の会(ぱんだの会)”のご案内

NICU家族の会は、NICUを退院した患者様・そのご家族を支援することを目的とした患者家族会です。別称の“ぱんだの会”は、小さく生まれ大きく育ち、やがて皆に愛される存在、その“ぱんだ”がNICU卒業生の姿にリンクすることから名づけられています。

近年の周産期医療の充実に伴い、より未熟な児、重篤な疾患をもって生まれた子供達の救命が可能になってきました。しかし、それと並行して合併症の頻度上昇、軽度発達障害を持つ子供が増加している現状があります。また、合併症がなくとも、日々の成長に喜ぶ反面、小さく生まれたこと、疾患をもって生まれたことでの将来の不安の両方を抱えていられるご家族がほとんどと感じています。

我々は、この子達を充分にフォローできているか?また、急性期医療を終え退院する家族の不安に充分寄り添えているか?という疑問と常に葛藤しています。このご家族、医療者の不安と葛藤を双方向から見つめ合い、ともに改善していくことを目的に運営しています。具体的には、

  • (1)未熟児出生の子供たちの発達特性に理解を深めてもらうことで、彼らの社会的地位を向上させること
  • (2)私たちがNICUで行っているケア(治療)のフィードバック
  • (3)周産期医療を担う次代の育成(学生ボランティアの参加)

上記を目的に、年1回、秋に家族会の開催と、春に講師の先生をお呼びして講演会を開催しています。医療スタッフと、患者様家族とで協力し目標に向かって活動しています。

NICU主任  釼持 学

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平成29年度 第5回 ぱんだの会

「遊んでる!?~発達に役立つ遊びのお話~」

日時
平成29年11月26日(日)
14時~16時 (13時15分受付開始)
(お子さんをお預けになる方は、受付に時間がかかりますので、早めにおこしください)
場所
北里大学医療衛生学部講義室(3階)
定員
大人70名
対象
NICUに入院経験のあるお子さんをお持ちのご家族
北里大学病院以外のNICU卒業生も大歓迎です!
参加費
無料
内容
第Ⅰ部 講演会 14時~
伊知地 ゆめ さん (児童発達支援・放課後等デイサービス すりーぴーす 作業療法士)
「生活の中にあふれている遊びについて」
第Ⅱ部 グループトーク 15時~
~NICU卒業生のご家族同士でお話してみませんか?~
*会の間は別室にて学生ボランティアがお子さんをお預かりいたします。
お申し込み方法
下記のお問い合わせメールにお申し込みください。
お申し込みの際のメール記載事項
  1. 1.参加者のお名前と人数
  2. 2.グループトークで話したいテーマがある方は、希望のテーマを記載してください。
    例:就園    就学    兄弟    子育て    父同士の語り合い
    多胎の育児    在宅医療ケア    リハビリ     発達
    ぱんだの会の運営
    *グループ編成の際の人数配分の都合上、ご希望に必ずしも添えない場合が生じますことをご了承ください。
  3. 3.お子さんを預ける希望のある方は、預けたいお子さんの人数と、年齢をお書きください。
  4. 4.ご夫婦で参加される場合は、グループトークの際に、同じグループがよいか、別のグループでもよいかご記載ください。
  5. 5.当日連絡のとれる電話番号
申し込み締め切り
11月10日(金)までにお申し込みください。
お問い合わせ
電話:042-778-8438
北里大学病院トータルサポートセンター ぱんだの会担当
メールアドレス:
駐車場について
北里大学病院ホームページをご覧になりまして、第一・第二外来 駐車場をご利用ください。(第一外来駐車場のほうが会場に近いです。) 駐車券はぱんだの会より発行いたします。

ぱんだの会

“胎児疾患と診断された家族支援チーム 
Family Care Team for Fetal Disease”のご案内

近年の周産期医療の向上に伴い、様々な疾患が胎児期に診断されることが多くなってきました。それは、出産から新生児の治療への速やかな移行、救命率の向上につながっている一方で、胎児診断されたご家族は、妊娠の喜びから束の間に、胎児の疾患と向き合わねばなりません。疾患を受け入れ、治療に向かっていく間の葛藤は、はかり知ることができません。さらに、出生後は、NICU、小児科、小児外科、心臓血管外科、形成外科など、いくつかの部門にご紹介させていただく場合も少なくはありません。時に、我々はご家族の気持ちに寄り添えていなかったのかもしれない、という反省から、“胎児疾患と診断された家族支援チーム”を立ち上げています。

“胎児疾患と診断された家族支援チーム”は、胎児診断されたご家族たちを支援することを目的とし、医師(産科医、新生児科医、小児外科医など)、助産師、NICU看護師、外来看護師、臨床心理士、保健師等で構成されています。患者様・ご家族の、妊娠、分娩、出生、入院治療、外来への一連とした流れを、サポートしていきます。 我々のサポートを必要とされるかたは、外来・病棟問わず、スタッフにお声を掛けてください。また、こちらから、お声を掛けさせていただく場合もあると思います。

産科病棟主任 金井 雄二
NICU主任 釼持 学

“早産児のフォローアップチーム”のご案内

近年の周産期医療の充実に伴い、より未熟な子供達の救命が可能になってきました。しかし、一方で、合併症の頻度上昇、軽度発達障害を持つ子供が増加している現状があります。早産児の治療は、NICUで終了するわけではなく、外来での成長を見守ることが重要です。そんな、早産で出生された子供たちの、よりよい発育・発達をチームで支える活動をしています。構成メンバーは、医師、心理士、理学療法士、NICU看護師、保健師、外来看護師等です。

1000g未満で生まれた超低出生体重児の子供達を対象に、退院後の継続的なサポート、修正1歳半での心理士、理学療法士のチェック、歴年齢3歳での心理士のチェックを行います。お子様たちの発達具合を客観的なデータとして評価し、到達具合をチェックします。必要な場合には、就園・就学を目指した地域でのサポート体制についてもご紹介させていただきます。

NICU主任  釼持 学

サポートメンバー

氏名 職種 役職・その他
釼持 学 医師 NICU主任
大岡 麻理 医師
山口 綾乃 医師
永岡 靖 看護師 NICU主任
岡田 由紀子 保健士 小児科外来
荒木 淳子 保健士 患者支援センター
野村 優子 理学療法士 リハビリテーション部主任
小林 主献 理学療法士
津崎 心也 臨床心理士
松川 英 臨床心理士

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