現在、当科で行っている研究プロジェクトは以下に分かれており、精力的に活動しています。

研究グループ

• 肺腫瘍グループ
• 呼吸生理グループ
• COPDおよび間質性肺炎グループ

現在進行中の研究テーマの詳細は以下の通りです。

1. 非小細胞肺癌ならびに小細胞肺癌の化学療法、バイオマーカーに関する多施設共同研究
2. 非小細胞肺癌へのPD-1阻害剤 (Nivolumab, Pembrolizumab)、Osimertinibの効果と安全性についての前向き観察研究
3. EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌におけるAfatinibの耐性メカニズムの解明に向けた研究
4. 根治切除非小細胞肺癌の再発ならびに予後因子としてのPD-L1と上皮間葉転換(EMT)の関与についての研究
5. PD-L1高発現かつEGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌における予後因子の研究
6. 非小細胞肺癌の術後補助化学療法としてのプラチナ併用レジメンの腫瘍組織におけるGalectin-3発現の効果予測因子としての検討
7. 非小細胞肺癌患者の腫瘍組織におけるMitofilin発現の予後予測因子としての検討
8. 肺小細胞癌でAmrubicin 単剤による初回化学療法後の2次治療としてのプラチナ併用化学療法の効果についての検討
9. 高齢またはPS不良な肺小細胞癌に対する２次治療としてのAmrubicin 単剤治療の効果についての検討
10. 肺炎治療における抗菌薬投与が呼気中水素濃度に与える影響の検討
11. 好酸球増加を伴う慢性閉塞性肺疾患に関するレジストリー研究（多施設共同研研究）
12. 高炭酸ガス負荷、低酸素負荷ならびに気管支拡張薬が呼吸筋運動に及ぼす影響に関する研究
13. 呼吸リハビリテーションが呼吸筋運動に与える影響に関する研究
14. 陽圧呼吸や体位変換が呼吸運動や肝血流に及ぼす影響についての研究
15. インパルスオッシロメトリー（IOS）によるCOPD病態分析の研究
16. 3D-CTを用いた気腫化肺の定量ならびに術後残存呼吸機能との関連性に関する研究
17. 肺葉切除患者の呼吸機能の回復に関する前向き研究