過去履歴

留学生の紹介

崔有斌 Cui Youbin, MD., PhD.

  • 1985年7月 瀋陽医科大学卒業。
  • 1997年 ベチューン医科大学大学院卒業
  • 2001年11月~2003年3月 日本名古屋大学医学部胸外科専門研究員
  • 2005年5月~2005年8月カナダLAVAL大学心肺センター訪問研究員
  • 1985年 瀋陽本溪総病院 外科
  • 1997年 天津胸科病院 胸部外科
  • 2000年 吉林大学第一病院 胸部外科教授
  • 2008年12月より 北里大学医学部呼吸器外科学留学
  • 中国医師協会胸外科専門委員会委員
  • 吉林省抗癌協会の肺癌専門委員会副主任委員
  • <<中国腫瘤臨床雑誌>>首席編集委員
  • 吉林大学留学後人員懇親会副理事
  • 吉林大学留学後人員懇親会副理事

感想

北里研究所の創始者の北里柴三郎先生は、ドイツに留学され、免疫学を学び、破傷風などの研究に貢献された、日本近代医学の創始者のお一人と聞いております。科学や医学の発展に国境はありません、世界の医学の発展は地球のすべての人類にとって共有の財産です。全世界の医学の研究と技術における交流、さらに文化の交流は私たちの変わることのないテーマです。北里大学病院と吉林大学病院の交流もこの世界的テーマに貢献するべく、力を合わせて進めてまいりましょう。何とぞよろしくお願いいたします。私の所属する吉林大学は、中国でも最大規模の大学であり、現在の医学部はもとはベチューン医科大学として独立していました。その時からの北里大学との交流は二十年あまりになります。今回、私は北里大学で生活するようになりましたが、自分の家にいるかのように皆さんに暖かく接して頂き、感謝しております。また、こちらに来てからの学習や研修を通じて、この大学には特に全国でも有数の呼吸器外科施設として、先進的な技術とシステムが充実し、活力にあふれていることを知りました。私は医者を職業としてすでに二十年あまりになりますが、今回、北里大学で学ぶことを改めて私自身の血肉とし、精進していきたいと思います。また、ここで学んだ新しい技術やシステムを吉林大学病院に伝え、実践していこうと思います。日中の医学関係者の友好と、世界の医学発展のため、私も努力していく所存です。どうぞこれからも、皆様のご支援のほどよろしくお願いいたします。

李金東 Li Jindong, MD., PhD.

  • 1991年7月ベチューン医科大学卒業
  • 2004年吉林大学大学院修士修了
  • 2009年吉林大学大学院博士修了
  • 1991年長春客車厰職工病院 外科
  • 2006年吉林大学第二病院 胸部外科 准教授
  • 2012年4月より北里大学医学部呼吸器外科学留学

感想

北里研究所の創始者の北里柴三郎先生は、日本における近代医学の創始者のお一人と伺っております。科学や医学の発展に国境はありません。そして、全世界の科学の研究や技術における交流、さらには文化の交流は私たちの変わることのないテーマです。北里大学病院と吉林大学病院の交流もこの世界的テーマに貢献するべく、力を合わせて更に推進していきましょう。何とぞよろしくお願いいたします。

さて、私の所属する吉林大学は、中国でも最大規模の大学であり、現在の医学部はもともとベチューン医科大学として独立していました。その時からの北里大学との交流は二十年あまりになります。今回、私は北里大学で生活するようになりましたが、自分の家にいるかのように皆さんに暖かく接して頂き、とても感謝しております。また、こちらに来てからの学習や研修を通じて、この大学には特に全国でも有数の呼吸器外科施設として、先進的な技術とシステムが充実しており、活力に溢れていることを知りました。呼吸器外科は早期肺癌例には侵襲の少ない胸腔鏡手術を推進する一方、進行肺癌に対しては、内科や放射線科とともに集学的治療を行っております。さらに、研究面でもとても充実した体制が整備されています。平成23年度の北里大学病院中央手術室での手術件数は182件です。また、原発性肺癌のうち術後病理病期 I 期が63%(56例)を占めています。なお、平成23年度を含め過去5年間は手術死亡、在院死亡ともにありません。私はこれについて大変感心しました。

私は医学部を卒業してからすでに二十年あまりになりますが、この一年間の留学を新たな出発点として勉強していきたいと思います。また、北里大学で学んだ新しい技術やシステムを吉林大学病院に伝え、実践していこうと思います。日中の友好と世界の医学発展のため、努力していく所存です。どうぞこれからも、皆様のご支援のほどよろしくお願いいたします。

ページTOPへ戻る