美容外科外来

担当医

当院の美容外科は、昭和48年の形成外科開設当初から診療を行ってまいりました。美容外科は保険外診療ということもあって、形成外科とは全く別の分野と思われている方も少なくないのですが、本来美容外科に携わる医師は形成外科の基本トレーニングを十分に積んだ者でなければならないと考えています。すなわち、美容外科は形成外科の延長線上にあるものであり、形成外科を基礎とする高度な学問なのです。

私達が最も重視していることは、まず美容外科治療を施すことが本当に患者さんの利益になるかどうかを的確に判断することです。患者さんの要望に対し、リスク対効果を良く検討し、場合によっては手術をおすすめないこともあります。患者さんと私達が共に十分納得できた上で治療を計画することが大切です。

実際の手術内容としては、一般的な美容形成手術(重瞼術、隆鼻術や整鼻術、豊胸術など)をはじめ、顔面の老化に対する若返り手術など幅広く扱っています。また、最近では老化に伴う眼瞼下垂の手術が増えています。これは機能的障害を改善する手術であって保険が適応できる場合もあります。下垂を改善するだけではなく、見た目の若返りや美しさを十分に考慮しながら手術を行っています。さらに当科の特徴として、鼻や骨格の形成術において人工物ではなく、自家組織移植を中心に行っていること、顔面骨格形成では単に輪郭のみならず、咬合改善の必要な顎変形症を多数手がけていること、口唇裂などの先天異常の晩期手術(思秋期以降の修正手術)にも美容外科の考えや手技を積極的に取り入れていることなどが挙げられ、高い目標をもって患者さんの悩みに答えられるよう努力しています。

最近レーザーや注入療法など、メスを使わない美容医療が急速に普及してきています。当院でもシミやホクロのレーザー治療、ボトックス®やヒアルロン酸注入によるシワの治療などを行っています。