外傷診療

日本外傷学会認定外傷専門医研修施設になっており、外傷専門医を中心に、各外科系専門医のスタッフと救急専門医が連携して診療にあたっています。
当センターは3次救急施設として主に重症外傷患者の治療を行っており、センターに救急車搬送される外傷患者は年間約500~600人、ISS≧16の重症外傷は、年間約150~200人です。

1.胸腹部骨盤外傷

センター内の外科専門医2名(2名は救急科専門医)、整形外科専門医3名、大学病院の呼吸器外科専門医、心臓血管外科専門医、小児外科専門医により緊急手術を行っています。緊急IVRは、センター常勤の救急科専門医が施行しています。

例えばショックを伴う骨盤骨折手術では、TAEを行いつつ必要に応じて創外固定術を施行して出血のコントロールを行い、全身状態が安定した後に内固定術を行うという一連の流れをすべて当センター内で一貫して行っています。このシステムでは、初期の合併症や急変時の早期対応が可能であるという大きな利点があり、レジデントはもちろんですが研修医も初期対応から最終の治療まで学ぶことができる環境が整っています。

2.頭部外傷

センター常勤の脳神経外科専門医2名で緊急開頭手術を施行しており、重症頭部外傷手術は20~30件/年と多く手がけています。新たな試みとして、神経内視鏡を使用した低侵襲の手術も行っています。重症頭部外傷に対する集中治療管理は、脳神経外科医協力のもと救急医が中心となって行っています。

3.脊椎外傷

脊椎診療を専門とする大学病院整形外科専門医が、脊髄損傷を含む脊椎骨折に対する手術(26件/年)を施行し、救急医が集中治療管理を行っています。

4.四肢外傷(緊急手術を要する病態を含む)

四肢外傷診療を専門とする整形外科専門医3名が、開放骨折を含む四肢骨折、骨盤骨折、軟部組織外傷などの緊急手術を行っています。軟部組織損傷の開放骨折では、形成外科専門医(1名)と協力して初療から同時にコラボレーションしortho-plastic surgery(開放創に対する分層植皮、皮弁手術など)も積極的に行える全国でも数少ない研修施設となっています。また、形成外科専門医は手指切断、刺創、熱傷などにも対応しています。四肢骨折手術(四肢単独外傷も含む)は200~250件/年(このうち開放骨折手術 60~80件/年)、手指外傷に対する緊急手術10~20件/年(このうち手指切断に対する再接着手術は5~10件/年)です。四肢骨折手術では、開放骨折、下肢骨幹部骨折などは、緊急で手術を行っております。

重度関節内骨折、重度軟部組織損傷を合併した四肢骨折では必要に応じて創外固定術を緊急で行うなど積極的にstaged operationを施行しております。また、コンパートメント症候群や壊死性筋膜炎・ガス壊疽など軟部組織の緊急治療にも対応し、緊急で行うべき治療を満遍なく経験できます。

Acute Care Surgery

1.腹部外科疾患

1986年の救命救急センター開設時より現在まで、救急外科医(acute care surgeon)がセンターに常駐し、外傷と急性腹症の初療(resuscitation)、緊急手術(emergency surgery & trauma surgery)、集中治療(surgical critical care)を実施しています。

Acute care surgeryは、外科専門医と救急専門医の資格を持つスタッフ2~3名と大学病院外科からのローテーションレジデント0~1名で、交代で24時間オンコール体制をとり手術にあたっています。
外傷の手術は主に腹部外傷の手術ですが、胸部外傷は呼吸器外科や心臓血管外科の専門医とともに手術を行っています。重症外傷に対して、perihepatic packingやpelvic packingなどのdamage control surgeryも救急外科医中心で行っています。
当センターでは1999年より、重症外傷に対して、手術室で緊急手術とIVRを同時に施行するハイブリッド治療を世界に先駆けて実施し、その成果を報告しています。

急性腹症は、三次救急施設として消化管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)や胆道系(胆嚢、総胆管)の重症救急疾患に対する緊急手術および術後ICU管理を救急外科医が中心となって行っています。
特発性食道破裂は開胸アプローチまたは開腹アプローチ(+胸腔鏡)2)で手術を行い、救急外科で治療した過去30症例以上の全例を救命しています。近年、NOMI(非閉塞性腸間膜虚血)の手術症例が増えていますが、動注療法も併用しながらplanned reoperationを行い、腸管のサルベージを図っています。体幹部の壊死性軟部組織感染症に対しては、形成外科医とともに救急外科医が手術を行っている。
過去2年間(2020年度・2021年度)の救急外科における外傷および内因性疾患の緊急手術件数を表にまとめました。急性虫垂炎や急性胆嚢炎の手術は、大学病院外科で施行しており件数に含まれていません。

救急外科 手術件数 (2020年度)

外傷

手術部位 損傷・手術 件数
腹部(開腹) 肝・脾・腎 7
腸間膜 5
消化管 6
膵臓 0
胸部(開胸) 心・大血管 1
肺・気道 2
胸郭 1
ERT 8
腹壁   4

内因性疾患

病態 病名 件数
穿孔性腹膜炎 胃・十二指腸穿孔 3
小腸穿孔 3
結腸・直腸穿孔 10
特発性食道破裂 3
腸管虚血 SMA血栓症・塞栓 0
NOMI 25
絞扼性イレウス 2
S状結腸軸捻転 0
その他 イレウス 4
壊疽性胆嚢炎 3
壊死性筋膜炎   1
救急外科 手術件数 (2021年度)

外傷

手術部位 損傷・手術 件数
腹部(開腹) 肝・脾・腎 3
腸間膜 4
消化管 4
膵臓 2
胸部(開胸) 心・大血管 2
肺・気道 3
胸郭 2
ERT 12
腹壁   4

内因性疾患

病態 病名 件数
穿孔性腹膜炎 胃・十二指腸穿孔 5
小腸穿孔 2
結腸・直腸穿孔 21
特発性食道破裂 1
腸管虚血 SMA血栓症・塞栓 2
NOMI 17
絞扼性イレウス 4
S状結腸軸捻転 1
その他 イレウス 2
壊疽性胆嚢炎 2
壊死性筋膜炎   0

2.脳神経外科疾患

センター常勤の2名の脳神経外科専門医がくも膜下出血、脳出血、頭部外傷の緊急手術を年間80-100件程度施行し、救急医が集中治療管理を行っています。また、脳神経外科と協力体制を取り、若手脳神経外科医がローテションして研修しています。常勤医2名は各々、日本脳神経外科学会技術指導医と日本脳神経血管内治療学会指導医の資格を有しており、破裂脳動脈瘤の手術に関して高度な治療もできる体制をとっています。また、近年は内視鏡手術を積極的に取り入れ、脳出血の手術のほとんどを内視鏡手術で行うことで低侵襲短時間に血腫を除去することが可能となっています。更に様々な脳血管疾患(脳動静脈奇形、もやもや病など)や外傷の手術にも内視鏡手術を応用しています。
血管内治療に関しては、日本脳神経血管内治療学会指導医の元で脳神経外科、脳神経内科と協力し、脳梗塞の急性期治療である血栓回収療法を積極的に行っており、神奈川県内有数の症例数です。

破裂脳動脈瘤
  05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
SAH 98 99 81 106 77 96 58 59 76 66 82 78 90 77 83 87 59 58*
血管内治療 3 22 8 12 13 19 16 15 5 18 23 22 29 25 35 36 27 28*
開頭手術 49 48 30 50 33 32 30 18 14 12 16 24 24 17 21 22 16 12*

4月から翌年3月までで統計
*2022年は1月から12月まで

3.熱傷

センターのICUにburn care unitが3床あり、常勤の形成外科専門医(熱傷専門医)と救急医による治療・管理のもと、重症熱傷患者の治療にあたっています。
近隣に熱傷を専門に治療できる施設がないため、中等症から重症熱傷に対する治療を行っています。当施設は日本熱傷学会熱傷専門医認定研修施設にもなっており、熱傷専門医の取得も可能な環境となっています。

熱傷患者
実数
入院患者内訳
入院数
(急性期治療)
入院数
(機能再建・整容等)
熱傷手術
延べ件数
重症熱傷
患者数
リハビリテーション
実施患者数
2020年1月~12月 19 17 0 12 8 9
2021年1月~12月 18 16 1 7 3 9
2022年1月~12月 22 22 0 10 9 12
合計 59 52 1 29 20 30

救急IVR

1.救急IVRチーム

IVR(Interventional Radiology)とは超音波、X線透視やCTで体内の様子を映し出しながらカテーテルと呼ばれる管や針を用いて治療を行い、画像下治療とも呼ばれています。できる限り、体表に傷を残さず治療を行うため、外科的手術と比較して体への負担が少ない点が特徴です。近年、救急領域においてもIVRの役割は大きく、当科でも2名のIVR専門医を含めたチームを結成し、救急科で診療するIVRを要する疾患に24時間365日対応しております。特に外傷診療においては早期からIVRチームが介入することにより、迅速な治療を試みています。また、acute care surgery、脳神経外科とともに共同で治療を行うハイブリッド治療によって、予後の改善に日々努めております。

2.救急IVR症例

緊急を要する塞栓術、血栓除去術、血管形成術、ドレナージを行っております。主な対象疾患は外傷、消化管出血、内臓動脈瘤破裂、喀血、医原性出血など緊急を要する全ての疾患を対象としています。また、膿瘍に対しても迅速にCTガイド下ドレナージを行っています。

疾患 2021年1-12月(件数)
血管系IVR  
 外傷 30
 消化管出血 6
 動注療法 7
 腫瘍出血 6
 SMA血栓塞栓症 4
 内臓動脈瘤破裂 3
 その他 6
非血管系IVR  
 CTガイド下ドレナージ 7
 リンパ管造影 2
71

3.救急IVR症例カンファレンス

毎週1回、症例の振り返りやIVRおよび画像診断の知識や経験を放射線科とともに共有し、up dateを目的としたカンファレンスを開催しております。問題などあればその場で積極的に意見討論を行い、最善の治療法を検討しています。これらはIVR診療の質を保つためにも重要です。

4.IVRトレーニング

救急IVR症例の中には時に、一刻の猶予もない症例が存在します。その際はIVRチームだけでなく、当科の医師も蘇生術、穿刺、カテーテルの取り扱い、塞栓物質の用意など、IVR診療の一部を担います。そのために日々、血管モデル(EVE)を用いたDryトレーニングや生体を用いたWetトレーニングを定期的に行い、IVR診療のシミュレーションを行い、また、講義を受けることによってIVRチームとともに当科全体でIVR診療を底上げしています。

5.救急IVR認定医プログラム募集

2024年4月より、救急IVR認定医プログラムの募集を開始します。
詳細や応募を希望される方は以下のPDFを参照の上、ご応募ください。

救急IVR認定医プログラム募集

救急循環器診療

当院の循環器内科医師は救急部門(3名)と病棟部門(約40名)に分かれています。救急循環器科は主に三次救急患者の対応、心臓カテーテル治療などの緊急処置、ICUでの循環器疾患患者の管理などを行っています。

1. 症例

年々、ICUでの循環器症例数は増加しており2022年は約360症例となっています。約各種疾患割合は以下の通りです(図1)。

急性心筋梗塞をはじめとした緊急心臓カテーテル治療は救急科所属循環器内科にて施行しており、2022年は約160件行っています。心不全は挿管や陽圧換気を必要とする重症症例であり、初発心不全症例がほとんどです。バイタルを安定させつつ、迅速な判断を要求される限られた時間の救急外来で心不全原因を速やかに診断するスキルを磨くことができます。

2. 機械的循環サポート

IMPELLAは2019年から当院へ導入され年間約40症例へ使用しており、総使用数は国内でトップクラスとなっています。また、ECMOも年間約40症例へ使用しており、心臓肺循環や体循環を理解し学習するには十分な症例数です。
多くが急性期への使用ですが、機械的循環サポートを離脱できない低心機能症例を左室補助人工心臓(LVAD)や心臓移植へのタイミングを遅らせないために、毎日、病棟循環器医師を含めたカンファレンスで議論しています。

3. 周辺地域との連携

急性冠症候群への迅速な治療のため、ドクターカーや胸痛ホットラインを使用し救急隊や病院・開業医院を包括した地域の体制作りを行っています。コロナ禍において他地域では、病院前搬送時間やdoo-to-balloon timeが延長していると報告されていますが、当院ではそのような傾向がなかったのは地域との連携がスムーズである結果と考えます(図2)。

また、当院循環器内科では植込み型人工心臓を含め多岐にわたる循環器治療を行っているため、県外からもご紹介をいただいています(図3)。
ECMOなど機械的循環サポート症例も多く、ドクターヘリや防災ヘリにて受け入れています。その他、外国船上で発生した心疾患のヘリでの受け入れや、機械的循環サポート症例の名古屋への防災ヘリでの移送(直線距離約250㎞)など多様な搬送も経験しています。

4. 学術的活動

IMPELLAを含め機械的循環サポート使用が国内トップクラスであるため、昨今では急性期治療での使用経験を中心に学会発表、論文発表を積極的に行っています。過去には、VF患者に対する低体温療法の効果、その予後予測スコア、病院前電送12誘導心電図とドクターカー出動による急性心筋梗塞のdoor to balloon time短縮効果、体外循環を装着した重症患者のより安全な航空搬送と陸路搬送、劇症型心筋炎の新しい診断などの新しい知見を報告しています。

救急小児科診療

小児科医(スタッフ)1名がセンターに常勤し、救急医とともに、小児の内因性救急疾患、外傷の治療にあたっています。特に小児外傷は、救急の外科系スタッフと小児科医、救急医がコラボレーションして治療を行っています。重症患者は、大学病院小児科と連携し、PICUで集中治療管理を行っています。

急性薬物中毒・精神科診療

センターに救急搬送される急性薬物中毒患者は、100~200人/年であり、全て救急医が初療と集中治療管理を行っています。

病院前診療

ドクターカーで現場へ医師が駆けつける
―――――そんな体制整備が日本全国で進んでいます。

我々北里大学病院ドクターカーも交通事故から心肺停止を疑う患者さんまで、外因性でも内因性でも重症の可能性があれば医師が現場へ向けて出動しています。
ドクターカーの目的、それは
「生命の危機に瀕する重症患者さんを現場治療により安定化させること」と
「病院に着いてからの根本治療を一刻も早く開始できるように病院到着前から準備しておくこと」の2つです。

前者については緊張性気胸に対する胸腔ドレナージ、下顎骨骨折に対しての気管挿管、動脈性出血に対する現場止血処置などがあります。後者は院外心停止に対するExtracorporeal Cardio-Pulmonary Resuscitation:ECPRや急性心筋梗塞に対する根本治療である緊急カテーテル手術の準備を現場から指示して、病院へ着いたら速やかに心カテ室へ直行という体制をひいています。ドクターカーの外傷性疾患への有用性は明らかであり、当院でも交通事故、転落外傷などに積極的にドクターカーを出動させています。内因性疾患では心筋梗塞症例へ積極的に出動することが当院ドクターカーの特徴の一つでもあり、この学術的データは論文などで広く発信してきました。

北里大学ドクターカーのもう一つの特徴はヘリとの連携です。相模原市は山間部を含んだ広大な面積を有しています。陸送で40分かかるところも珍しくありません。特に山梨県との県境に位置する津久井方面のドクターカー出動事案では県警ヘリ、ドクターヘリとの連携を日常的に行っています。その場合は現場で医師が介入し、北里大学病院屋上ヘリポートへの搬送はヘリで行い、根本治療までの時間短縮をはかっています。北里大学病院屋上ヘリポートは耐重量11tと大型ヘリポートでかつ夜間照明設備も備えていますので、日没後に県警ヘリや海上保安庁ヘリを受入れることができます。

ドクターカーは日勤帯(概ね8時~16時半)の運行をしており、消防指令センターもしくは現場救急隊から出動要請があります。通報時に「突然倒れた」「交通事故」などのキーワードがある場合や現場で必要と判断された際にドクターカーが要請されます。オーバートリアージは容認しており、現場までいち早く到着することを大切にしています。2022年度からキーワード方式を採用しておりますが、本年度は300件/年のペースで出動しています。2023年1月現在、ハイエースをベースにした救急車タイプ、エクストレイルをベースにしたラピッドカータイプの2台を擁しています。出動の際は院内救急救命士、救急医、後期研修医、看護師を基本としており、2名の院内救急救命士が活躍しています。

今後も我々は重症患者の救命のため、ドクターカーによる病院前診療体制の強化を積極的に進めていきます。

DMAT&JDR

当センターには災害医療に対応する人員として、災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team:DMAT)、国際緊急援助隊(Japan Disaster Relief Team:JDR)医療チームおよび救助チーム医療班に登録している隊員がおり、日本国内のみならず、海外の災害へ対応する体制を整えています。

DMATについて少しお話しいたします。
DMATとは「防ぎ得る災害死」を減らすために組織された医療チームです。災害の専門的トレーニングを受けており、大地震のような広域災害から列車事故などの局地災害まで、多数傷病者が発生する事案で救急医療を展開し、災害急性期から亜急性期をサポートしています。災害時には多くの医療組織や消防などが関わるため、活動に際しては他機関との連携が重要です。チームは医師、看護師、業務調整員(事務職、薬剤師、理学療法士、MEなど)で構成されています。
また日本DMATに加え、地域の災害に対応する地域DMAT(当院の場合神奈川DMAT)も多くの災害で活躍しています。昨今では新型コロナウイルス感染症の対応も行いました。
北里大学病院はDMAT指定医療機関であり、救命救急・災害医療センターや院内他部署にDMAT隊員がいます。現在日本DMAT隊員は医師6名、看護師8名、業務調整員4名、神奈川DMAT隊員は看護師2名、業務調整員3名が登録されています(2023年1月20日現在)。当センターには5名の隊員がおります。
今まで活動した実災害は、2007年新潟県中越沖地震、2008年岩手・宮城内陸地震、同年岩手県沿岸北部地震、2011年東日本大震災、2015年常総市鬼怒川水害、2016年熊本地震、2019年房総半島台風、ダイアモンドプリンセス号、2020年新型コロナウイルス感染症対応の計9回です。「救える命をより多く」「防ぎ得る災害死を減らす」ことを目標に活動しました。災害派遣では数日~1週間程度は病院を留守にするため、院内のバックアップが重要です。救命救急・災害医療センターのみならず、病院全体がバックアップをし、一丸となって災害に立ち向かっています。
災害はいつ起きるか分かりませんので、日常の備えや日頃の訓練が重要です。当院DMATも政府合同防災訓練やビッグレスキューかながわ、相模原市総合防災訓練などに参加し、消防、警察、自衛隊、米軍消防、海上保安庁などと連携を深めています。実災害は起きないに越したことはありませんので、貴重な訓練の機会を大切にしています。

災害は一人の力では太刀打ちできないため、DMATは様々な職種の繋ぎ役として大切な役目を担っています。実災害は大変な現場ですが、「救える命をより多く」を胸に北里DMATは活動しています!
「DMATやJDRの隊員になりたい!」という方は是非お声かけ下さい!