絵画教室紹介

変遷

北里大学病院形成外科・美容外科では、病棟医1年目の新入局員を対象に、絵画教室を開催しております。講師に植松建雄先生をお招きして、毎週水曜日の午後6時から2時間、絵画に没頭します。この絵画教室の歴史は長く、初代教授塩谷信幸先生が形成外科の特徴上、いろいろな視点から対象を見る目を養うことを目的として始めました。

当時はわが国における形成外科学の黎明期であり、このような絵画教室が医局主催で行われることがとても画期的なことでした。内沼栄樹先生が二代目教授に就任してからは、研修のひとつとして一層充実したものとなり、一年目の研修医はすべての業務に優先して絵画教室に出席するものとなりました。(週一回の気分転換、癒しの場であったりもします。)

先生の紹介

 植松建雄先生は、20代の頃は銀座や大阪の画廊で個展を開催するとともに、国際展に出展し製作活動を行っていらっしゃいました。元来、淋派の民衆芸術に興味をお持ちであったため、そのような製作活動のなか、作家としての活動範囲を一般の人々との交流の中にも広げたいと考えていらっしゃいました。20代半ばで自己のアトリエを持ち、地域情報紙の読者絵画展の企画に従事するなど理念を実行していらっしゃいました。そのような交流活動のなか当科での絵画教室が開催されるようになりました。

(植松先生のアトリエは、アトリエ611(リンク準備中)をご覧下さい。)

絵画教室の内容

鉛筆画:
ものを見て描く基礎的なことを習得します。ものの明暗を強弱で表現します。
水彩画:
明暗を色彩で表現し、そのバリエーションを体験します。
油彩画:
習得した色彩感覚を用いて、専門家が描いた絵画を模写し、描き表します。

絵画教室 感想