角膜の透明性が維持できなくなり(角膜が濁り)視力が低下した場合、その治療には角膜移植しかありません。当科では円錐角膜、角膜混濁、水疱性角膜症など、さまざまな疾患に対し角膜移植で対応しております。
角膜は目の表面の最前部にある直径約12mm、中央の厚さ約0.5mmの透明な組織です。光を取り入れる役割・レンズとしての役割があるため、透明である必要があります。角膜の内側の細胞(角膜内皮細胞)がさまざまな原因により減少すると、角膜がむくんでしまい(浮腫)、透明性を維持できなくなります。この状態を水疱性角膜症といい、視力低下や痛みの原因となります。 これまでは角膜全層移植を行い治療するしかありませんでしたが、角膜内皮細胞を移植する方法(ディーセック)が考案され、当院でも行うことができるようになりました。この方法は全層移植に比べ、手術侵襲・術後乱視の軽減、拒絶反応の減少などの利点があります。 適応につきましては水曜の角膜外来にご紹介をお願いいたします。